マグミクス | manga * anime * game

本人は大まじめな「顔芸」がヤバいキャラ4選 怒り、食事、色んな理由で顔が歪む…

マンガにおける重要な表現のひとつに、キャラの表情の描き方があります。なかには現実ではありえないレベルの表情筋の動きで、とんでもない顔を見せるキャラも。今回は、本人は大真面目でも、もはや「顔芸」の域に達している4人を紹介します。

食事シーンの顔芸は、もはや名物

激怒する範馬勇次郎が表紙に描かれた『範馬刃牙』27巻(秋田書店)
激怒する範馬勇次郎が表紙に描かれた『範馬刃牙』27巻(秋田書店)

 怒り狂ったり、焦ったり、ほくそ笑んだり、美味しいものを食べたり……マンガにはさまざまな理由で、とんでもない「顔芸」を見せるキャラが出てきます。今回は、本人は大真面目でも、読者は笑ってしまう表情を見せたキャラ4人を振り返ります。

●「刃牙」シリーズの範馬勇次郎

 格闘マンガの金字塔「刃牙」シリーズのなかで最強生物として君臨し、なおかつ「顔芸」でも最多のバリエーションを見せているのが範馬勇次郎です。最強のくせに煽り耐性は低い彼は、これまでさまざまな局面でブチギレ。特に刃牙に「イヤミか貴様ッッ」、本部以蔵に「殺してやる〜!!」とキレた時の顔は強烈すぎます。ちなみに表情だけでなく、そもそもの顔の骨格がすでに怒っているように見えることが明らかになりました。

 その他、中国武術最強の郭海皇相手に「気の毒すぎてとてもツッコめねェよ」と見せた嫌な笑顔、刃牙のイメトレ内容を聞いた際のソファを引きちぎりながらの大爆笑などなど、どんな感情の時も勇次郎の表情からは目が離せません。その他、ピクルがいる部屋の強化ガラスを破る場面や、刃牙の「鞭打」を食らった場面など、その「顔芸」もどんどんパワーアップしているように見えます。

●『ゴールデンカムイ』のアシリパ

 人気マンガ『ゴールデンカムイ』の物語のカギを大きく握るアイヌの少女・アシリパ(リは小文字)は、各シーンで忘れがたい「顔芸」を見せています。

 ポーランド系の血を引く聡明な美少女で、性格は男前ですが、主に食べ物がからむと目が異常に輝いたり、逆に光が消えたり、中央に顔のパーツが集まってゆがんだり、陰影が異常に濃くなったりと、さまざまパターンの「顔芸」を披露。また動物の糞(オソマ)を見つけた時の、イキイキした表情も見逃せません。

 彼女につられてか杉元と白石の「顔芸」もどんどんすごくなっていき、公式ファンブックでは特集ページまで作られました。一方、「伝説の巨鳥」に持ち上げられた時などは、なぜか真顔のままと、いろんな表情のバリエーションで楽しませてくれるヒロインです。

●『DEATH NOTE』の夜神月

 00年代の「週刊少年ジャンプ」を彩ったダークヒーロー・夜神月(やがみ・らいと)も、インターネットで検索するとすぐに「夜神月 顔芸」が出てくるほどの強烈な表情の持ち主です。天才にして端正な顔立ちの美青年ですが、「デスノート」をめぐるさまざまな頭脳戦のなかで、超有名な「計画通り」のコマのほくそ笑み顔や、目が完全にイってしまっている大爆笑シーンなど、ネタとして使いやすい顔を披露してくれています。

 超優秀で家族思いの優しい青年だった月は、正義感から始めた「デスノート」での悪人粛清やLたちとの戦いを経て、どんどん恐ろしくて面白い表情をするようになっていきました。すべての決着がついた後、みっともなくあがく場面の歪んだ顔も忘れられません。

●『賭博堕天録カイジ』の村岡隆

「カイジ」シリーズに出てくるキャラは味方も敵もみんな表情が強烈なのですが、なかでも「堕天録」でカイジと戦った帝愛グループ傘下の裏カジノ社長・村岡隆は、二転三転する勝負のなかで数々の「顔芸」を見せてくれました。変則二人麻雀「17歩」の考案者であり、追い詰められた際はカイジと同じく天才的ひらめきを見せることもあったのですが、その心根はとことん小悪党。有利でも不利でも、汗まみれで歪んだ顔に笑みや絶望が表れていました。

 最期は完膚なきまでに敗北し、裏カジノ社長のくせに「賭博は違法ざんす!」「今夜のことなどなーしっ」と、気持ちいいくらいみっともなくあがいています。前田たちに見せた目バキバキな「感謝ゼロ」の表情、「結婚に対する考え方」を語る場面など、どの「顔芸」も印象的です。

(マグミクス編集部)

【画像】「新世界の神」から小悪党まで、「顔芸」が面白過ぎるキャラたち(4枚)

画像ギャラリー