「AnimeJapan 2022」で存在感大!続編が待たれる「ジャンプ」アニメ4作品 『遊郭編』収録には逸話も
2022年3月26日に開幕した大規模アニメイベント「AnimeJapan 2022」で、『鬼滅の刃』『呪術廻戦』など大人気のジャンプ原作アニメのステージでは、キャスト陣のトークや、続編への期待がさらに高まる新情報が公開。特に注目の4作品のステージ内容や、今後の展開について紹介します。
炭治郎の口に込められた、『鬼滅の刃』制作秘話も
2022年3月26日(土)から東京ビックサイトで開催されている国内最大のアニメイベント「AnimeJapan 2022」。大勢のアニメファンが訪れる26日(土)、27(日)のパブリックデイには、「RED」「GREEN」「BLUE」の3つの大きなステージで、話題作、人気作のイベントが開催。その全42ステージ中、8つが『鬼滅の刃』『呪術廻戦』など、ますます大人気の「ジャンプ」原作の作品のステージでした。この記事では、続編の放送開始が待ちきれない超人気作のステージの模様や、今後の展開について、整理して紹介します。
「アニメ『鬼滅の刃』ステージ」には、2021年12月から今年2月まで放送された『遊郭編』のメインキャスト、花江夏樹さん(竈門炭治郎役)、鬼頭明里さん(竈門禰豆子役)、下野紘さん(我妻善逸役)、松岡禎丞さん(嘴平伊之助役)、小西克幸さん(宇髄天元役)が登壇。『遊郭編』のダイジェスト映像を観ながらの豪華な生コメンタリーが行われました。ステージの大きなスクリーンで名シーンを観直すと、TVアニメの域をはるかに超えたハイクオリティな映像に改めて驚かされます。
また、キャスト陣からはアフレコ時のさまざまな思いなども語られましたが、特に驚いたのは、花江さんが語った第7話収録時のエピソード。鬼化が進み暴走する禰豆子を炭治郎が子守歌で落ち着かせたシーンは、第1話よりも先行して収録。子守歌を歌う花江さんの映像を録画し、その口の動きに合わせて、炭治郎の口の動きが作画されているそうです。
大迫力のバトルなど、派手なシーン以外にも行き届いたスタッフ陣の深いこだわりに、すでにTVアニメ化が決定している続編『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』への期待がさらに高まりました。放送時期など詳細の発表が待たれます。
「『呪術廻戦』AnimeJapanスペシャルステージ」には、TVアニメ『呪術廻戦』と『劇場版 呪術廻戦 0』から、榎木淳弥さん(虎杖悠仁役)、内田雄馬さん(伏黒恵役)、瀬戸麻沙美さん(釘崎野薔薇役)、中村悠一さん(五条悟役)、櫻井孝宏さん(夏油 傑役)が登壇。まずは、興行収入120億円を突破した大ヒット作『劇場版 呪術廻戦 0』のダイジェスト映像が上映されました。
業界内でもその人気やクオリティの高さが評判になっているという本作。TVアニメの前日譚のため、榎木さん、内田さん、瀬戸さんは出演していないのですが、TVと劇場版の両作品に出ている中村さんを含む4人で、映画館へ観にいったという意外なエピソードなどでも盛り上がりました。
ファン待望のTVシリーズ第2期は2023年放送と少し先になりますが、4月3日(日)の17時から、第1期がMBS/TBS系全国28局ネットで再度放送。しかも、出演キャストによるオーディオコメンタリーが副音声で放送されることが発表されました。登場キャストは週替わりで、第1話は榎木さんと、両面宿儺役の諏訪部順一さんが担当。すでに何度も観返しているファンも、新たな発見とともに楽しめそうです。第1期の序章となる「呪胎戴天編」(第1話~8話)の新ビジュアルも公開されました。