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話題の『ちいかわ』はなぜ人気?魅力を紹介! かわいいだけじゃないダークな世界観

SNSで人気になり、多くのコラボ企画を成功させたうえ、2022年4月にアニメ化が決まった『ちいかわ』。同作はどうして人気なのでしょう。ただ可愛いだけ? そんなことはなさそうです。その魅力について紹介します。

『ちいかわ』は、「カワイイ」だけが魅力ではない?

TVアニメ『ちいかわ』メインビジュアル (C)ナガノ/ちいかわ製作委員会
TVアニメ『ちいかわ』メインビジュアル (C)ナガノ/ちいかわ製作委員会

 作者・ナガノ氏のTwitter掲載から火がついた作品『ちいかわ ~なんか小さくてかわいいやつ~』、略して『ちいかわ』は大人から子供まで多くの人を魅了する作品です。コミックスが講談社より出版されたり、グッズも多数発売され、マツモトキヨシなどとのコラボも成功させる一大コンテンツになっています。さらに、2022年からは「めざましテレビ」の「めざまし占い」コーナー内に登場するようになり、4月からは同番組でアニメが放送されます。

 ちいかわの原型らしきものは2017年からナガノ氏のTwitterに掲載されていたのですが、漫画形式になったのは2020年1月頃からでした。このころSNSでは『100日後に死ぬワニ』が話題となっており、漫画形式でのTwitterが注目されやすくなっていた時期です。しかし、作品を読み深めていくと、他のTwitterマンガにはない意外な魅力に気づかされます。はたして、『ちいかわ』ファンはどのような点が刺さっているのか、今回はその魅力を3つの視点から紹介します。

●かわいい見た目の裏に隠れた過酷な世界観

『ちいかわ』の世界観は、ただかわいいキャラクターがほんわかとした日常を送っているだけではありません。主要キャラであるちいかわたちの見た目はかわいいですが、なかには鎧さんや魔女など、可愛いとは言い難いキャラクターも存在しています。

 この世界で生活するにはお金が必要で、そのために労働をしなければなりません。「討伐」という仕事では、撃退用の武器をお金で買って、傷つきながらも大きな「こわいやつ」めがけて「ヤー!」と闘いに行きます。しかも、必ず成功するわけではありません。失敗してしょんぼり帰ることもあります。

 他にも、「草むしり」という仕事があるのですが、「草むしり検定」という資格を取れば報酬がさらにUPもします。主要キャラクターのひとり・ハチワレはちいかわとともに試験を受けるも、ハチワレだけ合格してしまうというリアルで気まずい瞬間も描かれました。思ったよりも、妙なリアリティがあるのです。

 SNSでも「最初はただのゆるキャラかと思ったけど、ダークでサイコホラーな一面で沼にはまった」、「ちいかわはメルヘンでファンタジーで可愛い世界なんだけど、生えている土壌がどろっどろのダークファンタジー」というような声が上がっていました。

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