『ガンダム』はじめ注目アニメが期待集める 「AnimeJapan 2022」のバンダイナムコ展示
2022年3月26日(土)から27日(日)にかけて、東京ビッグサイトで3年ぶりのオフラインイベントとなるアニメの祭典「AnimeJapan 2022」が開催され、多くのファンを楽しませました。6月に公開を控えた『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』などの展示が行われたバンダイナムコグループのブースについて紹介します。
『ククルス・ドアンの島』などガンダム新作がズラリ
壁いっぱいに描かれた「RX-78-2 ガンダム」と、「MS-06S シャア専用ザクII」という、「ガンダム」宿命のライバル両機が、国内最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2022」のバンダイナムコブースでひときわ人の目をひきつけていました。
「AnimeJapan 2022」は2022年3月26日(土)から27日(日)にかけて東京ビッグサイトで開催。バンダイナムコブースで最も注目度が高かったのが、2022年6月に全国ロードショーが予定されている『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』です。
同作品の監督は安彦良和氏。1979年に放送されたTVシリーズ『機動戦士ガンダム』の第15話「ククルス・ドアンの島」のエピソードをもとに時系列を整理。TVシリーズの15話には登場していないスレッガー・ロウ中尉などの新要素を追加して新作劇場映画として再構築した物語となります。脱走兵であるククルス・ドアンとアムロ・レイの戦いと交流がどのように描かれるのか、今から期待は膨らむばかりです。
新作ガンダムにかける期待からか、最も多くの人目に触れるブースの入り口そばにはアムロ・レイとククルス・ドアン、さらにMS-06F ドアン専用ザクとRX-78-02 ガンダムのスタンディが並べられており、多くの来客がスマホを向けて撮影していました。
その周囲には、夏に劇場版第四部と第五部が連続公開される『Gのレコンギスタ』や、2022年春に特別編の放送とスマホアプリの配信が予定されている『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のスタンディなど、さまざまな展示がファンを楽しませていました。
また、2022年10月から放送が予定されているガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の公式サイトへとリンクするカードも配布されており、多くのファンが手に取っていたのが印象的でした。
もちろん、バンダイナムコグループのブースはガンダムだけではありません。シリーズ累計発行部数3000万部を突破した『転生したらスライムだった件』の完全新作映画『劇場版 転生したらスライムだった件 グレンの絆編』が11月に全国ロードショーの予定となっており、展示されていた主人公・リムルの等身大フィギュアは大きな注目を集めていました。
他にも『ラブライブ!』シリーズの歴史を振り返る展示や、4月から10年ぶり2回目のTVアニメ化となる新作『ブラック★ロックシューター DAWN FALL』、同じく4月からNetflixで全世界独占配信される『TIGER&BUNNY2』など注目度の高い作品も多数展示されており、今後もバンダイナムコグループの活躍からは、目が離せそうにありません。
(早川清一朗)