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特殊能力ナシでも尊敬したい!ジャンプの一般人キャラ3選 ブルマも「プロね」と感心

数々の猛者が戦いを繰り広げてきたジャンプの人気バトルマンガにおいて、何の力も持っていないにもかかわらず、逃げずに自分の役割と向き合った一般人たち。彼らが「黄金の精神」を見せた名場面を振り返ります。

運命に勝った非スタンド使いの少年

川尻早人が表紙に描かれた『ジョジョの奇妙な冒険 第4部』11巻(集英社)
川尻早人が表紙に描かれた『ジョジョの奇妙な冒険 第4部』11巻(集英社)

「週刊少年ジャンプ」の人気バトルマンガでは、人体を爆裂させたり、時間を止めたり、惑星を破壊したりと、とんでもない強者たちが戦いを繰り広げてきました。そんな世界観では、ただの一般人たちはただ怯えて逃げたり巻き込まれたりするしかないはずですが、なかには自分ができることを精一杯やり切った精神力の強いキャラたちもいます。

●『ドラゴンボール』の天下一武道会アナウンサー

 バトルマンガの金字塔『ドラゴンボール』のなかでも、天下一武道会においては数々の名勝負が生まれてきました。そんな大会をずっと支えていたのは、金髪グラサンにスーツできめたアナウンサー(リングアナ)です。正確にいうとリングアナだけでなく、審判も兼任しており、これだけでも有能な人物であることがうかがえます。

 どんな超常現象が起きても即座に実況し、小型ジェット機まで使って正確で公正な審判をしていた彼のプロ意識の真骨頂が現れたのは、悟空vsマジュニア(ピッコロ)の決勝戦でした。悟空との激戦の途中、マジュニアの正体がかつて世界を恐怖に陥れたピッコロ大魔王の後継者だと気づいた観客たちは、一目散に逃げだしてしまうのですが……。会場に悟空の仲間たちしか残っていないにも関わらず、リングアナはマイクを持って実況を続けるのでした。これにはブルマも「…プロね…」と驚愕。悟空が負けていたら彼も殺されていたでしょうが、最後まで勝負を見届けて悟空の優勝を宣言し職務を全うしました。

 その後年老いたリングアナは、悟空たちが武道会に出なくなり、一気にレベルが下がったことを嘆いていましたが、それでもしっかり観客を盛り上げています。ぜひとも見習いたいプロ根性です。

●『ジョジョの奇妙な冒険 第4部』川尻早人

『ジョジョの奇妙な冒険』には、人間を圧倒する吸血鬼や、「発動されたらおしまい」な凶悪なスタンド能力も登場しますが、そんな状況でもあきらめない一般人が描かれています。なかでも特に光り輝く「黄金の精神」を見せたのが、4部に登場した小学生・川尻早人です。

 彼は両親の関係性の調査をするなかで、父・浩作が別人(殺人鬼・吉良吉影)に入れ替わっていることに気づいてしまいました。子供にはどうしようもない状況ですが、彼は勇気を振り絞り母・しのぶを守ろうと何とか策を練ります。

 そして、吉良を追いつめ、仗助たちを助けたのは早人の観察力と機転、そして自分の死まで覚悟して行動した精神力でした。吉良の「バイツァ・ダスト」を打ち破り、億泰に仕掛けられた爆弾を身を挺して解除するなど、4部終盤のMVPを選ぶなら間違いなく彼でしょう。吉良に向けて放った「正義の心」に関する名ゼリフも心に残ります。

【画像】ジャンプコミックスで一般人キャラたちの活躍を振り返る(4枚)

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