『タイムボカン 王道復古』BS12で放映 歴代「三悪」が大集合のギャグバトル!
オリジナルビデオアニメ『タイムボカン 王道復古』は、1993年〜94年にリリースされたアニメ制作会社「タツノコプロ」の創立30周年記念作です。「タイムボカン」シリーズに夢中になっていたファンにはたまらない、ギャグの数々が詰め込まれています。ドロンジョ、ボヤッキー、トンズラーら人気キャラが総出演した同作を振り返ります。
タツノコプロの人気キャラが続々登場
「や~っておしまい!」
「アラホラサッサ~」
ドロンジョ(CV:小原乃梨子)、ボヤッキー(CV:八奈見乗児)、トンズラー(CV:たてかべ和也)といえば、タツノコプロ制作のTVアニメ『ヤッターマン』の「三悪」としておなじみです。楽しげに悪事を働く「三悪」に、子供の頃に夢中になっていたファンは多いのではないでしょうか。
そんな「三悪」たちが主人公となって大活躍するのが、オリジナルビデオアニメ『タイムボカン 王道復古』です。タツノコプロ創立30周年を記念して、1992年から1993年にかけて全2巻がリリースされました。
2022年4月3日(日)の夜9時25分~、4月10日(日)の夜9時25分~に、『タイムボカン 王道復古』Vol.1&Vol.2が2週にわたって、BS12でオンエアされます。「タイムボカン」シリーズのみならず、タツノコプロの人気キャラが続々と登場する『タイムボカン 王道復古』の見どころを紹介します。
主役の座をかけて闘う歴代「三悪」たち
製作:九里一平、メインキャラクター:天野喜孝、メインメカ:大河原邦男、監修:笹川ひろし……。2022年で創立50周年を迎えたタツノコプロですが、その歴史を築いてきたレジェンドクリエイターたちの名前が、『タイムボカン 王道復古』にはずらりとクレジットされています。まさに、スタッフ&キャストのオールスター作品だと言えるでしょう。
4月3日に放送されるVol.1「チキチキウゴウゴ・ホゲホゲマシーン猛レース」には、1975年にフジテレビ系で放送が始まった『タイムボカン』からシリーズ最終作となった1983年の『イタダキマン』まで、シリーズ全7作の「三悪」たちが総出演。Vol.2の主役の座をかけて、妨害し放題の壮絶メカレースを繰り広げます。
ところが、シリーズ第2作『ヤッターマン』に登場したドロンボー一味だけは、ボヤッキーの姿がありません。ドロンジョとトンズラーのふたりだけでレースに挑みます。実はボヤッキーはTV放映終了後に結婚し、国分寺でそば屋を開いていたのです。奥さんとの幸せな家庭を守ろうとするボヤッキーですが、レースの開始と同時に心のなかは激しく揺れ動くのでした。
小原さん、八奈見さん、たてかべさんは、それぞれ歴代「三悪」を演じ、全編出ずっぱりです。また、「タイムボカン」シリーズの大ファンという「ザ・クロマニヨンズ」の甲本ヒロトさんが写真と声でカメオ出演しているなど、著名なクリエイターたちが特別参加しているのも本作の特徴です。一瞬も目が離せない、お祭り感たっぷりな内容となっています。