『ポケモン』トラウマな思い出の数々 「ずかん」の説明にゾッ!
来たる2022年冬、シリーズ完全新作が発売される「ポケットモンスター」シリーズ。同シリーズといえば個性豊かなポケモンたちとの冒険やバトルを楽しめる人気RPGですが、数多くのトラウマ要素があることをご存じでしょうか。最新作の発売に先駆けて、シリーズ屈指のトラウマ要素をご紹介します。
シオンタウンはトラウマの宝庫?
ゲーム「ポケットモンスター」シリーズといえば、さまざまなポケモンたちの収集・育成・バトルなどが楽しめるアドベンチャーRPG。アニメのイメージも相まって「恐怖」とは無縁のように感じるかもしれませんが、その裏には数々のトラウマ要素が存在します。
たとえば初代「ポケットモンスター」シリーズに登場するシオンタウンは、トラウマイベントの宝庫として知られているカントー地方の街。「ポケモンの墓地がたくさんある」「ロケット団に殺されたガラガラの幽霊が登場する」などの恐怖ポイントがあげられますが、なかでもプレイヤーたちを戦慄させたのがシオンタウンのBGMです。
というのもシオンタウンのBGMは、とにかく不気味で物悲しいメロディー。聴いていると不安になってくるような曲調で、そのBGMから逃れるために自転車に乗ったり(自転車に乗るとBGMが切り替わる)、無音でプレイしたりする人が続出したそうです。
他にも「もりのようかん」や「シロガネやま」などがトラウマスポットとして知られています。プレイヤーたちに恐怖を植えつけたのは、「場所」だけではありません。たとえば『ポケットモンスター サン・ムーン』で登場した「キテルグマ」は、もふもふの特性を持つかわいらしいポケモン。しかし『ポケットモンスター ムーン』の図鑑説明を見てみると、「仲間と 抱きしめあう くせが ある。その力で 背骨を 砕かれて 世を 去る トレーナーも 多い」と何ともデンジャラスな説明文が……。
また「苦戦を強いられた」という意味でみんなのトラウマとなっているのが、『ポケットモンスター 金・銀』に登場するアカネのミルタンクです。アカネはコガネシティジムのジムリーダーで、ジム戦では切り札としてミルタンクを繰り出してきます。
ところがそのミルタンクがあまりに強すぎるせいで、なかなか突破できないプレイヤーたちが続出。発売から二十数年経った今もなお、「ころがるとミルクのみのエンドレスでボコボコにされたのは良い思い出」「ミルタンクは、ヒノアラシを選んだ者たちに悪夢をもたらしたモンスター」などと語り継がれています。
(マグミクス編集部)