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『金色のガッシュ!!』が愛され続ける理由 笑って泣ける名シーン&セリフ

続編の配信も始まり、世代を問わず長年愛されているバトルマンガ『金色のガッシュ!!』。ネット上では同作で特に印象に残っているセリフについて話題になっていました。ガッシュと清麿の友情やフォルゴレの「カバさん」など、名シーンと共に紹介します。

胸アツすぎる名セリフの数々に涙

ガッシュと清麿の出会いを描いた『金色のガッシュ!!』完全版第1巻(著:雷句誠/クラーケンコミックス)
ガッシュと清麿の出会いを描いた『金色のガッシュ!!』完全版第1巻(著:雷句誠/クラーケンコミックス)

「週刊少年サンデー」で連載されていた『金色のガッシュ!!』は、雷句誠先生によるファンタジー系バトルマンガ。2003年にはTVアニメ『金色のガッシュベル!!』の放送がスタートし、今も長くファンに愛されている名作です。また続編である『金色のガッシュ!! II』がスタートしたことも大きな話題に。そんななかネット上では「ガッシュで特に好きなセリフ」で盛り上がり、さまざまな名場面が挙げられていました。

『金色のガッシュ!!』とは、人間界に送り込まれた魔物の子供が王を決めるための戦いを繰り広げるストーリー。魔物の子・ガッシュと、パートナーの人間・高嶺清麿を中心に物語が進みます。テンポの良いギャグもさることながら、魔物と人間の絆や熱い展開が多くの読者を魅了しました。

 最初に紹介する名セリフは、ガッシュと清麿の友情が芽生えるきっかけとなったシーンからチョイス。物語冒頭、清麿は天才がゆえに学校でも孤立していました。清麿を罵倒する不良に対してガッシュは、周囲が勝手に清麿を妬み始めたのだと訴えます。そして「清麿が変わったんじゃない!!!」「これ以上私の友達を侮辱してみろ!!!」と激怒。陰ながらその言葉を聞いた清麿が涙を流す姿に、もらい泣きしてしまった人も多いのではないでしょうか。

 また人気キャラ・フォルゴレが言った「カバさん」のセリフを挙げる人も少なくありません。フォルゴレは女好きのギャグキャラとして登場しますが、元々はライオンのような暴れ者。しかしとあるきっかけから、カッコ悪くても他人に受け入れられるカバのような人になろうと決心します。

 パートナー・キャンチョメが強大な力に飲み込まれそうになった時には「私はいつだってカバさんだった」「私の姿は、キャンチョメの目には、カッコ悪く映ってたかい?」とほほ笑み、最終的にキャンチョメの暴走を止めることに成功。「フォルゴレの言葉で本当のカッコよさとは何かを学んだ」というコメントも寄せられていました。

 他にも「お前は、『王をも殴れる男』になったぞ」「若造(ボーイ)がついてねえじゃねえか?」など、胸アツな名シーンが数多く挙がっています。

(マグミクス編集部)

【画像】名セリフが登場するコミックス(4枚)

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