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ヘタレ・臆病キャラが勇気を振り絞った、マンガの名場面5選 姑息でも借りは返す!

勇気ある誇り高き主人公が敵を打ち破るのはマンガの王道ですが、それ以外に「臆病」「姑息」な脇キャラがなけなしの勇気を振り絞って精一杯の行動をするのも熱い展開です。今回は特にグッとくる名場面を振り返ります。

自分で「無能」だと思っていたけど部下からの信頼は厚かったペンウッド卿

インペルダウンで勇気を振り絞って活躍したMr.3が表紙に描かれた『ONE PIECE』55巻(集英社)
インペルダウンで勇気を振り絞って活躍したMr.3が表紙に描かれた『ONE PIECE』55巻(集英社)

 マンガで精神力の強い主人公やメインキャラが誇り高く戦う姿は、読者の心を熱くしてくれます。その一方で、普通の人間に近い「臆病」「姑息」な一面を持つキャラが精一杯の勇気を見せる場面も、その結果はどうあれ感動を与えてくれます。今回は極限状態で意地を見せた5人のキャラを振り返ります。

●『ONE PIECE』……Mr.3(ギャルディーノ)がルフィに「借りを返す」

 王下七武海・クロコダイル配下の秘密犯罪組織「バロックワークス」で、「Mr.3」として暗躍していた男・ギャルディーノ。「蝋」を体から出して操る「ドルドルの実」の能力を持つ彼は、「姑息な大犯罪」をモットーに活動し、アラバスタ編ではクロコダイルに見捨てられたのちに逃げ出します。その後の扉絵連載では、海軍から逃亡している最中に、捕まったミス・バレンタインを見捨てようとしました。

 そんな卑怯者なMr.3は、インペルダウン編で本編に再登場。ルフィが起こした騒動に乗じて逃げ出そうとするのですが、かつて敵だったルフィの優しさに触れて、彼はだんだん良心が痛むようになっていきます。そして、インペルダウン署長のマゼランが「ドクドクの実」の「ヒドラ」でルフィを攻撃した際、ついにMr.3は強靭な蝋の壁を作ってルフィを守るのです。

「今の内に行け!私の諦めは早いぞ!借りの作りっぱなしはゴメンだガネ!」

 典型的な姑息キャラだったMr.3の男気と名言に、感動した人も多かったのではないでしょうか。その後、ボン・クレーの捨て身の犠牲を受けてみんなと一緒に涙を流したMr.3は、「頂上戦争」にも同行。大一番の場面で蝋のカギを作り、ルフィのエース奪還に協力する活躍を見せています。

●『HELLSING』……シェルビー・M・ペンウッド卿の最後の「仕事」

 カルト的人気の吸血鬼バトルマンガ『HELLSING』には、敵も味方もクセが強すぎるキャラがたくさん登場します。そんななかで、ごく平凡な男として描かれていたのが、英国安全保障特別指導部の提督を務めるシェルビー・M・ペンウッド卿です。家督で地位を継いだ人物で気弱な中年男性の彼は、インテグラらから内通者と疑われたこともありました。

 しかし、物語中盤で「最後の大隊」がロンドンを襲った際は、自分のことを「無能」「臆病者」と言いながらも、勇気を振り絞り基地に残って最後まで指揮を執ります。部下たちには自分を置いて退却するように言いますが、部下たちも「コンソール一つすら動かせないでしょ」と軽口を叩きながらその場に残り、運命をともにしました。

 最期は吸血鬼たちとともに自爆し、「人間」として散ります。インテグラに「この仕事だけは全うしなきゃならんと思う」と語る場面も、名シーンとして有名です。

【画像】臆病キャラたちが意地を見せた名シーンを振り返る!(6枚)

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