【漫画】入学式で熱血教師「クラスメイトのことは」生徒の心を軽くした話に17万いいね!
イラストレーター・漫画家のキリさんが中学に入学した時のこと。入学式で、キリさんがこれからの中学生活に不安を募らせるなか、生活指導の先生が大声で話し始めました。その意外な内容とは? Twitterで公開されたエッセイマンガが「こういう先生にいてほしかった」と反響を呼んでいます。
不安でいっぱいの新入生に、熱血教師が贈った言葉とは?「素敵な先生」

イラストレーター・漫画家のキリさん(@kiriillust)が中学に入学した時のこと。入学式で、キリさんが「友達できるのかな」「いじめられたらどうしよう」とこれからの中学生活に不安を募らせるなか、生活指導の先生が壇上に上がり、大声で話し始めました。その先生が担任であることを知ったキリさんはさらに不安になりますが、先生の話は意外な内容で……。
この時のエピソードを描いたエッセイマンガ『いまも忘れられない、入学式での熱血教師の話』がTwitterで公開されました。生活指導の先生と聞くと学校生活のルールを細かく教えられるイメージがありますが、見るからに熱血な先生が新入生に話したのは意外にも「少しでも心をラクにするためのコツ」でした。
読者からは「いい話」「素敵な先生」「感動した」「分かりやすい言葉」「思春期の子供たちに対してなんて的確な祝辞なんだろう」「こういう先生にいてほしかった」などの声があがりました。Twitter投稿は3万リツイート、17万いいねを超える大きな反響が集まっています。
単行本『豆しば こつぶ –はじめまして』が発売中の作者・キリさんにお話を聞きました。
ーー普段は飼い犬・こつぶちゃんのマンガを投稿なさっていますが、今回『いまも忘れられない、入学式での熱血教師の話』のエピソードをマンガに描こうと思ったきっかけを教えて下さい。
当時気持ちが楽になったので、私のように「こういう言葉が欲しかった」という子が、もしかして今もいるんじゃないかな? マンガにしたら届かないかな? という願いで描きました。
ー-入学式で先生から素敵な言葉を聞いて、その後の中学生活はいかがでしたか? また、現在もその言葉が生きているということですが、先生にはどんな思いを持たれていますか?
何でもかんでも問題なし、という風にはいきませんが、学校でも職場でも、割とそのまま相手をキャラとして受け取れるようになり、自分の気持ちが楽になりました。
今回この作品が話題になったのをきっかけに、熱血先生とお話することがかないました。きちんとお礼を言えたのでうれしかったです。このことは、後日談として私のnoteで公開いたします。

ーーたくさんの感想が寄せられています。反響をどのように受け止められていますか?
思った以上に反響があって驚いてます。皆さんご自身の経験を書いて下さったり、良い先生だと褒めて下さったり、感謝でいっぱいです。ただ、これが全ての場面に役立つとも考えておりません。たくさんのご意見ご感想をいただき、本当にありがとうございます。
ーー現在のご活動内容や、今後の活動のご予定などについて教えて下さい。
現在もイラストレーターとして、また愛犬との日常を描き続ける漫画家として活動しております。今回のようなマンガもTwitterの方で公開していきますので、見守っていただけるとうれしいです。ありがとうございました。
(マグミクス編集部)