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頭のキレる参謀キャラ3選 つらくても悲しくても「頭脳」の役目は忘れない

メインキャラにとってなくてはならない存在・参謀。頭脳明晰で常に冷静でいることが求められる、参謀キャラは読者の人気も高いです。主を支えるキャラを3人ご紹介します。

正直すぎる相棒には気苦労が絶えない!?

「アルミン」 著:諫山創『進撃の巨人』第18巻(講談社)
「アルミン」 著:諫山創『進撃の巨人』第18巻(講談社)

 参謀キャラと言われて1番に思い浮かべるのは誰でしょうか? 組織の頭脳を担う参謀は、頭がいいゆえに気苦労が絶えない、少し不憫な立ち位置が多いようです。主人公を支える参謀キャラを3人ご紹介します。

●シカマル『NARUTO』

「めんどくせえ」が口癖で、常にけだるげな態度をとっていますが、のちに火影の相談役を任されるほどの頭脳を持っています。将棋が趣味で、秘伝忍術の影を操る奈良家のひとり息子という作中のキャラ内で比較的落ち着いている人物です。洞察力と冷静な判断を下せる能力を買われ、仲間のなかで一番に中忍へ昇格しました。

 恩師であるアスマが犠牲となったシーンでも、死を無駄にしないため敵を倒すヒントを探り、仲間と共に仇を取りました。仲間たちが感情的になってしまったなか、感情に左右されず冷静に判断し、指示を出し続ける姿は「戦う参謀」としての最高の姿といえるのではないでしょうか。

●アルミン・アルレルト『進撃の巨人』

 エレンとミカサの幼なじみで、中性的な顔立ちが特徴的な少年です。感情的になりやすいエレンと、エレンのことになると冷静でいられなくなるミカサのストッパー的存在でした。本人は自信がなさそうにしていますが、仲間からはその頭脳は一目を置かれています。

 エレンを救うため、組織のお偉方に「巨人の力」で奪われた区を再び取り戻せる、と説得を試みたこともありました。このような機転の良さから、リヴァイの代役を務めたこともありました。どうするべきか冷静に判断し、何度も仲間の窮地を救っているアルミンはやはり調査兵団にとってなくてはならない存在と言えます。

●ジャーファル『マギ』

 シンドリア王国の政務官を務め、シンドバットにとって最古参ともいえる側近です。普段は穏やかな表情を絶やさないジャーファルですが、本気で怒らせると豹変する、かなり怖い人物です。趣味が仕事というだけあって休日まで仕事を持ち込み、仕事をしていないとじんましんが出てしまうほど。しっかり者のジャーファルですが、主・シンドバットの酒癖、女癖の悪さからいつも気苦労が絶えません。

 子供を甘やかす癖があるようで、アラジンやモルジアナが戦うことを反対したり、アリババたちの姿が変わり果てるまでたらふく食べさせたりしています。このような姿か母親的な存在として読者からも親しまれています。

(マグミクス編集部)