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爆笑必至の実写化コメディドラマ 3選 原作との違いも、別の笑いを生み出す

漫画の実写化作品のクオリティは近年進歩しており、原作に引けをとらない面白い作品が生まれています。今回はそんななかでも、かなり笑える実写化コメディドラマを3本紹介します。

上野樹里版「のだめ」は超ハマり役

『のだめカンタービレ』のロケ地をまとめたDVD「のだめカンタービレ ロケ地ベストセレクション ~2006-2010 4年間の想い出~」(アミューズソフトエンタテインメント)
『のだめカンタービレ』のロケ地をまとめたDVD「のだめカンタービレ ロケ地ベストセレクション ~2006-2010 4年間の想い出~」(アミューズソフトエンタテインメント)

 マンガの実写化作品は、時にはその内容が議論になることもありますが、近年は実写化のクオリティが高いヒット作も次々生まれています。今回は、実写化コメディドラマから、かなり笑えるオススメの作品を紹介します。

●『のだめカンタービレ』

『のだめカンタービレ』は2001年から2010年まで講談社「Kiss」で連載されていた、二ノ宮知子先生の作品です。実写ドラマは2006年に放送され、そこから新春スペシャルが作られ、劇場版が2部作で公開され完結しています。

 エリート音大生・千秋真一は、ピアノ科に在籍しながらも指揮者になることを夢見る青年です。飛行機事故のトラウマを抱えていることから海外留学できず、将来に行きづまっていたところ、隣の部屋に住む奇妙な音大生「のだめ」こと野田恵と出会います。綺麗好きの千秋と違い、ゴミの山で耳で聞いたピアノを弾き「ぎゃぼー!」という謎の言葉を発する彼女の面倒を見るうちに、だんだんと恋が芽生えていってしまうというラブコメ作品です。

 まず同作の面白い点は、少女マンガではあるものの主人公が男性であることです。そのため、他の少女マンガでは描けない視点の恋模様が見られます。そしてピアノの腕は申し分ないのにプロを目指さない、マイペースでペットのような存在だったのだめが、千秋との出会いでどんどん意識が変えていくのも見どころです。

 実写では上記の面白さはしっかり担保された上に、キャストの魅力も加わり、とても素晴らしい作品になりました。千秋真一役を演じた玉木宏さんは、音楽に真剣に向き合うクールな一面を出しつつ、のだめと関わるとツッコミキャラになったり、白目をむいてしまったりと、原作に忠実な三枚目キャラを演じています。

 また、のだめ役の上野樹里さんは、不可思議かつ千秋がつい面倒をみてしまうほどのだらしなさと甘えっぷりを見せる「野田恵」というクセの強いキャラがこれ以上ないくらいはまり役となりました。他の作品で真面目なキャラを演じていても、しばらく違和感を覚えたレベルです。

 SNS上でも「上野樹里ののだめ役はハマりすぎ!」という声が、いまだに多くの人からあがっています。他にも、瑛太さんや水川あさみさん、小出恵介さんや、向井理さん、竹中直人さんら豪華なキャストが個性あふれるキャラを再現しており、彼らの掛け合いが織りなすハーモニーだけでも十分楽しいです。

 また、マンガでは想像することしかできなかったクラシック音楽の数々を実際に耳にできることで、より、作品の世界観が強化されていたと思います。

【画像】ドラマとも見比べたい!人気の原作ギャグマンガたち(6枚)

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