40代コロコロ中年、ホットショットをオンロード仕様に改装する 大人のRCカーライフ(20)
RCカーを使ったオンロード走行に目覚めた筆者は、愛機「ホットショット」のタイヤをオンロード仕様に改装しようと試みます。しかしホットショットのタイヤ取り付けに使用するパーツは形式が古いため、新しいタイプの物に換装する必要が出てきました。果たして改造は上手く行くのでしょうか?
「ホットショット」のタイヤ交換、簡単ではなかった…?
4月。それは別れの季節が終わり、新たな出会いが待つ季節。そして年度末を乗り越えた社会人が、そのまま年度初めを迎える季節でもあるのです。
とてつもなく忙しい時期から、そのままとてつもなく忙しい時期への移行って、なんとかならないものですかね(なりません)。
とにもかくにも、もかろうじて仕事をこなし切り、どうにかわずかに時間を作れた4月中旬、いつものように富里のRCカー専用コース、「新北総サーキット」にお邪魔してまいりました。
しかしこの日の天気予報は曇りのち雨。雨が降るのは夜からだという予報を信じて車を出したものの、昼には車のフロントガラスにポツポツと雨粒が広がり始めます。引き返すことも考えましたが、この日は別の予定があるのでそのまま向かうことに決めました。そう、ホットショットのタイヤをオンロード仕様のものに換装するつもりだったのです!
いや、そんな難しい作業じゃないんだから自宅でやれよ……と言うツッコミは甘んじてお受けします。ホント忙しくて手を出す気力がなかったんですよ……。
そういう愚痴はさておき、コースに到着後は屋内にあるミニッツコースの脇にある作業机をお借りして、早速作業開始です。
この日のために用意したパーツは2種類あります。愛機「ホットショット」は基礎設計が古いマシンのため、タイヤを取りつける際に使用するホイールハブというパーツが三角形をしており、最近のタイヤやホイールを取り付けるのが難しいのです。
そこで今回は、ホイールハブを六角形の「OP-823 クランプ式アルミホイールハブ」に換装することになりました。ホットショット系だと「OP-56 ピンタイプ六角ホイールハブ」でもいけるようですが、どうせ変えるなら値段が高い方です。こういう選択ができるのは大人ならではでしょう。激務で稼いだ金をつぎ込んでやるのです……。
さらにもうひとつ、今回はホイールを取り付けるホイールアクスルの部分にも手を入れました。ジャンプの着地などの時に、ホイールアクスルの部分からドライブシャフトが外れてしまうことが何度かあったので、アクスルとシャフトが一体化した、「OP-791 DF-02 アッセンブリーユニバーサルシャフトに換装することにしたのです。