「聖地巡礼」がしたくなるアニメ4選 キャンプ、観光に行くのにぴったりなスポット
アニメやマンガの舞台となった場所をめぐる「聖地巡礼」。人気の作品の聖地は国内外からファンが訪れ、大きな経済効果を生み出すことでも注目されています。行く際にはカメラを持参し、該当するシーンと比較してみるのもおすすめ。ファンなら一度は訪れたい、人気アニメの聖地を紹介します。
主人公たちと同じルートで旅するのも、新しい楽しみ方!
2016年の劇場公開後、日本で社会現象を巻き起こした長編アニメーション映画『君の名は。』では、舞台となった岐阜県飛騨高山、東京都内のさまざまなスポットを「聖地」として訪れるファンが急増したと言われています。
このように、アニメに登場した場所を巡る「聖地巡礼」には、作品をよりリアルに身近に感じられる魅力があります。今回は、観たら聖地を訪れたくなるアニメ4作品を紹介します。コロナ禍が落ち着いたら、旅行に訪れてみるのもいいかもしれません。
●大自然とグルメを楽しむ!『ゆるキャン△』(山梨県/静岡県)
キャンプにハマる女子高生たちのゆるい日常を描いたアニメ、『ゆるキャン△』の舞台は、自然豊かな山梨県身延町です。同名マンガの原作者・あfろ先生自らのアウトドア体験、アニメスタッフのロケハンを元に描かれたキャンプシーンが魅力の『ゆるキャン△』には、山梨県や静岡県のさまざまなエリアが登場します。
たとえば、アニメ第2期となる『ゆるキャン△ SEASON2』では、主人公・なでしこたちが静岡県の伊豆地方にキャンプに行くエピソードがありますが、買い出しをしたスーパーや自然公園、立ち寄った温泉は実在するスポットで、風情を感じます。アニメを観てから、なでしこたちと同じルートを巡ってみるのも良いでしょう。
●主人公たちの住む街は今も健在!『輪るピングドラム』(東京都)
22年にアニメ放送10周年を迎え、新作劇場アニメが公開されることとなった『輪るピングドラム』には、都内のあらゆる場所が聖地として登場します。聖地を巡り、幻想的な演出も多い作品とのギャップを味わうのも良いかもしれません。
物語の始まりの場所となった「サンシャイン水族館」は大幅なリニューアルによって大きく雰囲気が変わっていますが、主人公たち家族の住む家や近隣の公園は今も作品で描かれた状態に近いままで残っています。新作劇場アニメを観て、あらためて聖地を巡れば、より作品を楽しめるはずです。