方言が魅力のキャラ3選+1 有名な「実は言ってない」セリフも
アニメやマンガ作品の中には、「方言」を使うキャラクターが登場するケースも少なくありません。なまりの強いセリフは標準語より耳に残りやすいため、キャラの魅力にも繋がっているのではないでしょうか。「方言がかわいいキャラクター」が、どの地域の言葉を使っているのか、「裏エピソード」とあわせて解説します。
異星人のなまりは小説から引用したフレーズ!?
アニメやマンガに登場するキャラのほとんどは「標準語」で話しますが、時折「方言」を使う人物も。標準語より耳に残りやすいだけでなく、独特ななまりや語尾によって魅力度もアップしています。最近ネット上では「方言がかわいいキャラクター」について盛り上がっています。「裏エピソード」とあわせてご紹介します。
まず方言が印象的なキャラといえば『うる星やつら』に登場する鬼族の女の子・ラム。「〜だっちゃ」というフレーズはあまりにも有名ですが、どこの方言か知らない人は多いかもしれません。実は宮城県・仙台で使われている「東北弁」で、作者・高橋留美子先生の好きな小説に出てくる言葉を用いたようです。もちろんラムは仙台出身ではないものの、方言が似合うキュートな女の子として名前が挙がっていました。
また『名探偵コナン』で関西弁を話す遠山和葉も人気キャラのひとりです。毛利蘭にヤキモチを焼いた時のセリフ「でも(平次に)ホレたらアカンよ……」は多くのファンをとりこにしたようで、「和葉の性格と話し方がドストライク!」「方言も相まってめちゃくちゃ胸キュンした」などのコメントが殺到。ちなみに原作では一度も登場しない「せやかて工藤」という服部平次の関西弁も、なぜか広く知れ渡っています。
方言を使うキャラとして『進撃の巨人』のサシャ・ブラウスも挙がっており、彼女の場合「なまり全開の話し方」が支持を集めている模様です。「田舎の生まれ」という設定から「よだきぃなぁ(面倒くさいなぁ)」「せれれんよ?(やってられないよ?)」など特徴的な方言を使っていますが、オリジナルのなまりではなく「大分弁」であることが分かっています。サシャが大分弁を話す理由については、「作者・諫山創先生の出身地が大分県だから」と考察する人が多くみられます。はっきりとしたことは分からないものの、ファンの間では「素の感じで方言を喋ってるサシャが本当にかわいい」「肉料理を出された時に『マジかや…』って絶句するサシャがたまらなく好き」など称賛の声が寄せられていました。
(マグミクス編集部)