【漫画】自信のなかった幼なじみが結婚 複雑な気持ちで参列した女性への言葉に号泣
幼なじみの結婚式に参列した女性は、複雑な気持ちで昔を思い出していました。子供の頃は自己肯定感が低かった幼なじみに「本当はきれいなんだから自信を持ちなさい」と言い続けた女性。次第に幼なじみは変わっていき……。吉良いとさんのマンガに感動の声が集まっています。
幼なじみの結婚に、寂しさを感じる女性だが? ふたりの絆を感じる物語

今日は幼なじみのミズキの結婚式。マミは複雑な気持ちで参列し、昔を思い出していました。子供の頃のミズキは自己肯定感が低く、そんな彼女が嫌いだったマミは「本当はきれいなんだから自信を持ちなさい」と言い続け、次第にミズキは変わっていきました。そして月日が流れ……。
吉良いとさん(@kilightit)による創作マンガ『幼馴染は今日結婚式を挙げた』がTwitterで公開されました。長年の友人であるふたりの女性の絆が感じられる物語に、読者から「いい話」「泣けた」「美しい」「分かる」「ふたりとも幸せになってほしい」などの声があがりました。Twitter投稿は1万リツイート、7万いいねを超える話題作となっています。
作者の吉良いとさんに、お話を聞きました。
ーー『幼馴染は今日結婚式を挙げた』のお話は、実際に結婚式を挙げたご友人を思いながら描かれたそうですが、その思いについてお聞かせいただけますか?
長年の友人が結婚するということは、とても喜ばしいことでした。ですが、今まで一緒にいた日々を思うと寂しい部分もあり……。その経験から、「変わらないふたりの絆」というものを物語としても描きたいと思い、このお話が生まれました。
ー-長年の友人の結婚に喜びと寂しさを感じる、女性の複雑な気持ちが伝わってきました。今回のマンガを描くうえで力を入れたところや、難しかったところなどはありますか?
今回一番意識したのは、ふたりの表情の移り変わりです。幼い頃は自信満々な表情をしていたマミと対照的に自信がない表情をしていたミズキ。成長していくにつれて、逆転していく表情の変わり方をできるだけ丁寧に描きました。難しかったのは、ドレスなどの服飾を描くことです。

ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
想像以上に共感のお言葉や好きと言ってもらえることが多く、とてもうれしかったです。ふたりの共通するモチーフにも気付いていただいて、細かいところまで見ていただけてるなと感じました。
ーー創作マンガを多数発表なさっていますが、今後描いてみたいお話はありますか?
いろいろありますが、猫が好きなので猫に関する職業のマンガを描いてみたいと思っています。近々発表できるよう頑張ります!
ーー現在のご活動内容や、今後の活動のご予定などについて教えて下さい。
現在、商業と個人執筆どちらも並行しながら活動中です。個人活動ではマンガをWeb上で発表したり、創作イベント「コミティア」に参加したりしています。最新情報はTwitter(@kilightit)で随時更新するので、ぜひご覧ください!
●吉良いとさん 過去のインタビュー
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(マグミクス編集部)