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『スーパーマリオ』歴代トラウマ敵キャラ3選 「非常に嫌らしい」「怖い」

37年の歴史を誇る「スーパーマリオブラザーズ」シリーズではさまざまな人気キャラクターが誕生すると共に、忘れがたいトラウマ級の敵キャラクターも数多く存在しています。今回は同シリーズに登場する敵キャラクターのうち、多数のプレイヤーを苦しめたトラウマキャラクターを3体ご紹介します。

残機を失うのはもうゴメン! 歴代マリオを苦しめた敵キャラたち

ゲームキューブ用ソフト『スーパーマリオサンシャイン』(任天堂)
ゲームキューブ用ソフト『スーパーマリオサンシャイン』(任天堂)

 日本が誇るアクションゲームの金字塔「スーパーマリオブラザーズ」(以下、スーパーマリオ)。同シリーズは2022年で37周年を迎えますが、その長い歴史においてさまざまな作品が誕生すると同時に、色々な意味で衝撃的な「トラウマキャラクター」も数多く誕生しました。

 今回は、歴代「スーパーマリオ」シリーズでプレイヤーとマリオの両方を苦しめたトラウマキャラクターを3体ピックアップ。作中の扱われ方やインパクト抜群の特徴についてご紹介します。

●太陽(スーパーマリオブラザーズ3)

 シリーズの原点『スーパーマリオブラザーズ』にはステージ上空からマリオを攻撃する「ジュゲム」がいましたが、『スーパーマリオブラザーズ3』で初登場した「太陽」も同様、空中戦を得意とする非常に嫌らしい敵キャラクターです。

 ワールド2の砂漠ステージに出現する太陽は、マリオがステージ途中まで移動すると態度が豹変。ゴールを目指すマリオを妨害するべく、画面左上から体当たりを仕掛けてきます。それも一回のみならず、マリオが力尽きるまで繰り返し奇襲するという驚きの執念深さ。眉間にシワを寄せ、歯をグッとくいしばった太陽の表情は立派な悪そのものです。

 また、太陽は近年になって『スーパーマリオメーカー2』にも再登場しており、ファミコン版の頃とは違った意味で恐ろしい、「謎の仮面に覆われた姿」を垣間見ることができます。

●ウツボ(スーパーマリオ64)

「スーパーマリオ」シリーズ初の3D化を果たし、ビデオゲームの歴史を大きく変えたと言っても過言ではない『スーパーマリオ64』。同作は「ワンワン」や「バクバク」をはじめ、多種多様なトラウマキャラクターの宝庫として知られています。

 水中ステージ「かいぞくのいりえ」に登場する「ウツボ」も例に漏れず、岩壁にぽっかり空いた穴からズズッと飛び出してくる様子は、とんでもないトラウマシーン。無数に並んだ鋭い歯とうつろな青い眼は、プレイヤーの恐怖心を十分過ぎるほどにかき立てました。おまけに接触すると大ダメージを受けるため、水中を移動する際は常にウツボの動向に気をつける必要があったのです。

 目の前を横切るだけで怖いのに、『スーパーマリオ64』では「ウツボの尻尾にくっついたスターを引っ剥がす」というミッションもあったため、「トラウマキャラなのに避けて通ることができない」のも印象深い点です。

 なお、ウツボは後年になって発売された『スーパーマリオ64DS』(リメイク版)でも登場していますが、グラフィックの描き直しによって怖さはやや半減。トラウマの観点から言えば、やはりオリジナル版の粗い3Dモデルが怖かったように思われます。

●マンタ(スーパーマリオサンシャイン)

 ゲームキューブ用ソフト『スーパーマリオサンシャイン』の最大のトラウマと言っても過言ではないのが、「シレナビーチ」に襲来する「マンタ」です。マンタと言いつつも単なる海洋生物とは違い、その姿は真っ白な膜に近い奇妙なシルエット。作中では観光客が集うシレナビーチ一帯を襲撃し、周囲をドロドロの粘液(汚れ)まみれにしながらステージ内を徘徊します。

 マンタがトラウマキャラクターと呼ばれる理由、それは「攻撃すると無数に分裂」する性質です。マンタは放水攻撃を受けると体が分裂。周辺にはサイズの小さいミニマンタが現れ、素早く這い回りながら粘液を付着させていきます。この粘液にもダメージ判定があるため、プレイヤーはマンタの体当たりを交わしつつ、同時に急いで粘液も洗い流す必要がありました。

 何度も放水しているのに粘液はいっこうに消えず、ミニマンタの体当たりで気付けば残り体力があとわずか。追い詰めるはずが逆にマンタに追い詰められていた……なんて状況も珍しくなかったのです。

 攻略パターンさえつかめば難易度もグッと減るとは言え、油断していると文字通り足元をすくわれかねない「マンタ」。そのインパクトの大きさから、ファンの間では「トラウマンタ」という愛称もつけられました。

(龍田優貴)

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