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大人になると見方が変わる? 『幽☆遊☆白書』で印象が変化したシーン&キャラたち

子供の頃に読んだマンガを大人になって読み直した時、シーンやキャラクターの印象が変わることってありませんか?人気マンガ『幽☆遊☆白書』も例外ではなく、ネット上では「『幽☆遊☆白書』で印象が変化したシーン&キャラクター」が話題を呼んでいます。

戸愚呂弟は憎めない敵キャラ!?

『幽☆遊☆白書』は大人になってから読むと新たな発見がある(画像:写真AC)
『幽☆遊☆白書』は大人になってから読むと新たな発見がある(画像:写真AC)

 当時は何気なく読んでいたマンガを改めて読み直した際、「感じ方や捉え方」が変わったというケースは少なくありません。なかでも「週刊少年ジャンプ」の黄金期を支えた大人気マンガ『幽☆遊☆白書』には深みのあるキャラやセリフが描かれており、ネット上では「大人になってからもう一度読むと、シーンやキャラの印象が全く違う!」と話題になっています。

 例えばメインキャラのひとり・桑原和真は三枚目のイメージが強めではありますが、じつは漢気あふれるカッコいい性格の持ち主です。桑原たちを苦しめた敵キャラ・御手洗清志(みたらい・きよし)が命の危機になった時には、敵にもかかわらず救いの手を差し伸べています。また飛影や蔵馬らのさらなる強キャラのせいで「強さ」も薄れがちですが、桑原の武器「次元刀」の力は空間や能力ごと切り裂くことができるため、非常に強力。ファンの間では「ただのおっちょこちょいなキャラだと思ってたけど、実際は優しさと強さを兼ね備えたカッコいい漢だよね」「結婚するなら桑原」と称賛の声が上がっていました。幽助に向けた「キタネェ奴らにも筋通して勝つからかっこいいんじゃねーか?」という漢気あふれるセリフも人気です。

 また、同作を読み直した時に、味方キャラはもちろん「悪役キャラ」の印象が変わったという読者も多いようです。特に戸愚呂弟の名前を挙げる人は多く、「強さを追い求めて妖怪になったけど、強くなりたいと願ったのは決して『自分のため』だけではないと気づいた。自己犠牲的な要素もあるから、少し可哀想に思える」「幻海に『世話ばかりかけちまったな……』と語りかけるラストシーンで、戸愚呂弟の優しさと切なさが伝わってきた」などのコメントもありました。切ないバックグラウンドやセリフを再確認することで、以前とは違う一面が見えてくるのかもしれません。

 ちなみに幻海と戸愚呂弟によるやり取りのなかで、「幻海のセリフ」も印象の受け方が変わってくるようです。老いを恐れる戸愚呂弟に対して言い放った「あんたが年をとればあたしも年をとる それでいいじゃないか」というセリフには、「30歳過ぎてから読み直したら心に刺さった!」「戸愚呂弟の考えを否定しつつも、どこか愛情が感じられる言葉だよね」と響いた人が多かったようです。ほかにも、「子供の頃はサイコだと思っていた仙水の純粋さが分かった」と印象が変わったり、「過去の傷を持たない奴などいやしない。もしいるとしたら、それは薄っぺらな奴だ。」という飛影のセリフにも年を経たから気づく深みがあるという意見がありました。誕生から30年以上が経つ『幽☆遊☆白書』ですが、まだまだ読むたびに発見のある名作としてこれからも長く愛されるでしょう。

(マグミクス編集部)

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