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『鬼滅の刃』竈門家が鬼に襲われた理由を考察 偶然? それとも計画的?

アニメ・マンガともに絶大な人気を誇る『鬼滅の刃』。「人と鬼との切ない物語」が繊細に描かれていますが、そもそもなぜ竈門家が鬼に襲撃されたのか気になっている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、「竈門家が襲われた理由」に注目してみました。

竈門家を襲った鬼の正体は?

TVアニメ『鬼滅の刃』キービジュアル (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
TVアニメ『鬼滅の刃』キービジュアル (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 アニメ・マンガともに絶大な人気を誇る『鬼滅の刃』。ある日、主人公・竈門炭治郎の家族が鬼に襲撃されたことで物語は大きく動き出します。では「竈門家を襲った惨劇」は偶然によるものだったのか、それとも意図的に狙われていたのか……。ファンの間で考察がさかんな「竈門家が襲撃された理由」に注目します。

※これ以降、まだアニメ化されていないシーンの記載があります。原作マンガを未読の方はご注意ください

 竈門家を襲った「鬼の正体」はアニメでまだ明かされていないものの、単行本22巻の第196話では「鬼舞辻無惨」による犯行だったことが判明します。無惨といえば普段は「人間のフリ」をして世にまぎれている人物のため、自ら足を運んで竈門家を襲撃した点に違和感を覚える人も多いのではないでしょうか。ましてや竈門家が住んでいる場所は「人里離れた山の中」ということもあり、ファンの間では「もともと標的にしていたようにしか思えない」といったコメントが寄せられています。

 もちろん偶然、竈門家を発見した可能性も考えられますが、なぜわざわざ山奥まで来ていたのか気になるところです。そこで有力な説として浮上しているのが「青い彼岸花の捜索」です。「青い彼岸花」に関しては15巻の第127話で「無惨を鬼化させた花」であることが明かされており、彼は「完全な不死身」を追い求めて「青い彼岸花」を探し続けていました。しかしどこで手に入るのか、詳しい情報は一切分からない状態。そのため「青い彼岸花を探す過程で、たまたま竈門家を見つけたんじゃないか」という考察が相次いでいます。

 また他の説として、「新たな鬼を生み出そうとしたけど、あまり目立った行動はしたくないから人けのない家(竈門家)を狙った気がする」との声もありました。実際に先ほど取り上げた第196話では「無惨が竈門家を襲撃する回想シーン」が描かれ、無惨が「この程度の血の注入で死ぬとは 太陽を克服する鬼などそうそう作れたものではないな」というセリフを吐いています。いずれにせよ、弟妹や母親を殺された炭治郎にとって無惨が「憎むべき敵」であることには変わりありません。

(マグミクス編集部)