爆破はお約束!劇場版『名探偵コナン』で破壊された巨大建造物の被害ランキング
1位には初めてづくしの大ヒット作品がランクイン!

●第1位『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』マリーナベイ・サンズ
堂々の第1位に輝いたのは2019年に公開された23作品目、『紺青の拳(フィスト)』です。劇場版史上初の海外が舞台となった作品で、シンガポールにある「マリーナベイ・サンズ」での出来事が物語の主軸となります。コナンと人気キャラクターである怪盗キッド、さらに劇場版初登場となる京極真が三つ巴となりアクションシーンも満載。くわえて、新一と蘭が交際して初めての劇場版ということもあり、恋愛要素もふんだんに盛り込んだシナリオは好評で、興行収入も91.8億円と大ヒットしました。
黒幕はシンガポールの街そのものを壊してしまおうと、タンカーを突っ込ませるつもりでした。さらに、ミサイルがマリーナベイ・サンズのホテルと屋上の繋ぎ目に命中し爆発。有名な船形の屋上も豪快に落ちてしまいます。このシーンはシンガポールでも大人気で、海外でも高い評価を受けたそうです。
同作の舞台となったのは許可を取って描かれた、シンガポールに実在するホテル「マリーナベイ・サンズ」です。建設費は80億シンガポールドル、日本円に換算すれば、およそ5200億円となります。なお、ホテル下の街並みも相当破壊されていましたが、こちらはあくまでも爆破されたホテルだけの建設費。それでも、まさに桁違いの被害総額となるでしょう。
『コナン』映画とは切っても切り離せないのが「爆発」です。劇場公開中の『ハロウィンの花嫁』も特に爆弾が大きく話に絡んでおり、劇場版らしいド派手なアクションが楽しめる作品となっています。最新作はどの程度の被害総額になるのか、ぜひチェックしに劇場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
(綿貫)