【漫画】誰もが知っている『赤ずきん』 ひと味違った結末に「めっちゃ強い」
おばあさんの家に向かう赤ずきんの目の前に、お腹を空かせた狼がやってきて……。誰もが知っている『赤ずきん』とはひと味違った結末に多くの読者がとりこになった『赤ずきんの怪物』の作者・ゆ菓子さんにお話を聞きました。
不思議な世界観が魅了する

森の小道でプレゼントのお花をつんで、おばあさんの家に向かう赤ずきん。しかし、道の途中でお腹を空かせた狼と遭遇してしまいます……。
『赤ずきん』や『みにくいアヒルの子』などの童話をモチーフにした、少しダークな物語を公開しているゆ菓子さん(@dagasi_yk)が創作マンガ『赤ずきんの怪物』をTwitterで公開しました。読者からは、「かわいすぎる……」「めっちゃ強い」「どっちのセリフ!?」という声があがっていました。ほかにも奇妙でかわいらしい生き物たちを描いている、ゆ菓子さんにお話を聞きました。
ーーかわいらしくて少し不思議なイラストを多く手掛けるゆ菓子さんですが、マンガを描くことになったきっかけはありますか?
昔から不思議な生物たちを描くのが好きで、キャラクターの魅力や物語もたくさん伝えていきたい、よりオリジナリティのある作品にしたいと思ったのがきっかけです。
ーー見た目とストーリーのギャップに多くの読者がハマった『赤ずきんの怪物』ですが、このエピソードはどのように生まれたのでしょうか? この作品が生まれたきっかけを教えてください。
大好きな童話をモチーフに、キャラクターと物語を作ってみたいという思いから生まれました。主人公は怪物なので、ちょっぴりダークな雰囲気と変わった結末になっています。

ーーたくさんの感想が寄せられていますが、特にうれしかった感想の声、印象に残った読者の声について、教えてください。
世界観が好きと言っていただけるのがとても励みになっています。「この物語にはこんな意味が込められてそう……」と深く読み取ってくださる方もいてうれしいです!
ーーほかにも多くの奇妙でかわいらしいキャラを生み出していらっしゃいます。このようなイラストを描くうえで気を付けている点や、工夫している点はありますか?
かわいいけれどどこか違和感がある、「不思議」「奇妙」という言葉が似合うキャラクターを目指しています。かわいすぎず、怖すぎないほどほどな雰囲気が好きです。
ーーTwitterやLINEスタンプなど、さまざまなところで精力的に活動されているゆ菓子さん。今後の創作活動で、やってみたいことがあれば教えてください。
長編の物語も描きたいです。これまで生まれたキャラクターも元に、もっと奇妙な世界を広げて行けたらいいなと思います。LINEスタンプやグッズもたくさん制作していきたいです。
(マグミクス編集部)