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『シン・ウルトラマン』から予想する『シン・仮面ライダー』 焦点は「漫画版」の設定?

Twitterなどで情報が少しずつ明かされている『シン・仮面ライダー』については、ファンの間でも新しい情報が出るたびに盛り上がっています。そこで同じく「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」の一角である『シン・ウルトラマン』の展開から今後を予想してみましょう。

気になるヒーローのデザイン

庵野秀明氏が監督・脚本をつとめる、『シン・仮面ライダー』のティザービジュアル (C)石森プロ・東映
庵野秀明氏が監督・脚本をつとめる、『シン・仮面ライダー』のティザービジュアル (C)石森プロ・東映

 現在、『シン・ウルトラマン』が大ヒット公開中ですが、それと同じく『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』(「シン」がつく4大作品のコラボ、以下SJHU)の一角である『シン・仮面ライダー』が2023年3月に公開予定です。はたして、どんなストーリーになるのでしょうか?

 ともにTV特撮をリファインして、現代風の劇場用映画に再構築したふたつの作品。そこで今回は、『シン・ウルトラマン』のストーリーがどう再構築されたのかを振り返って、『シン・仮面ライダー』がどんな展開になるかを予想してみようと思います。

 そうはいっても、現在のところ公表されている情報だけでは、両作品には共通点はそれほどありません。あえて言うなら主人公ヒーローのデザインでしょうか?

『シン・ウルトラマン』のウルトラマンは、原典と違ってカラータイマーがありません。それは、ウルトラマンをデザインした成田亨さんの描いた『真実と正義と美の化身』をもとにしているからです。完成したウルトラマンの造形以上に、本来のデザインへのリスペクトが感じられました。

 一方の『シン・仮面ライダー』の仮面ライダーは、TV版初期13話まで使われた旧1号ライダーをもとに、胸のコンバーターラングやベルトのタイフーンなどにディテールを追加したものになっています。しかし、基本的なシルエットはTV版のままで、本来のデザインであるマンガ版に影響されたデザインではありません。

 この主人公のヒーローデザインからもわかるように、旧作TV版をリスペクトしていても、どこに対してのリスペクトかはまったく異なります。この部分は「SJHU」すべてに関わっている庵野秀明さんの感性によるところが大きいのではないでしょうか。

 この庵野さんのこだわりが強く出ていたのが、最初に公開された特報PVです。主演の本郷猛役である池松壮亮さんによる往年の主題歌『レッツゴー!!ライダーキック』にのせて、似たようなロケ地にバイク走行やカメラワークなど、TV版の初代オープニングを完全再現していました。

 しかし、それとはまったく逆に仮面ライダーの乗るサイクロン、クモ男をリファインしたクモオーグなどはカラーリングやモチーフに共通点はありますが、完全に現代風のアレンジをされたものとなっています。

 この点から想像すると、主役であるヒーローは多少のアレンジはあっても原典のシルエットを再現している。その周囲は原典にこだわることなく現代風にアレンジする……そう見て取れました。やはり主役ヒーローのデザインは大きく変えるものではない……と考えているのかもしれません。

【画像】『シン・仮面ライダー』が気になるなら、押さえておきたいコンテンツ(5枚)

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