あなたはどれに乗りたい? ジブリ作品に登場する「乗り物」 空も地上も快適に移動!
『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』など、数々の人気作品を生み出してきたスタジオジブリ。個性豊かなキャラクターの他に、作中に登場する数多くの乗り物に魅了された人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ジブリ作品で人気の「乗り物」について紹介します。
魔法が使えればと思ってしまう……
『風の谷のナウシカ』や『となりのトトロ』、『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』など、さまざまなヒット作品を生み出してきたスタジオジブリ。日本だけではなく海外にも、多くのファンがいます。ジブリ作品は独特な世界観や個性豊かなキャラクターだけではなく、魅力的な乗り物にも目を引かれますよね。そこで今回は、ネットでも話題のジブリ映画で人気の「乗り物」についてご紹介します。
多くの人が乗ってみたいと、名前を挙げていたのは『となりのトトロ』に登場する「ネコバス」。名前の通り体全体がバスの構造となっている不思議なネコで、特にあのふわふわした座席に惹かれた人が多いようです。迷子になったメイを探すためにサツキとトトロの前に現れ、目的地まで駆け抜ける疾走感あふれるシーンが印象的。ちなみに北海道の「戸外炉(トトロ)峠」には、ネコバス模様に塗装された廃バスがあります。
また、『風の谷のナウシカ』にはメカ系の乗り物が多く登場します。「ガンシップ」「コルベット」「バカガラス」などさまざまなメカが登場しますが、そのなかでも支持を集めるのが小型飛行用装置「メーヴェ(ドイツ語でカモメ)」です。作中では主人公のナウシカが、自在に乗りこなしていました。過去にはメーヴェを再現しようと、メディアアーティストの八谷和彦氏が現実の飛行機として開発したことも。2019年には、アメリカの航空ショー「オシュコシュエアショー」での飛行に成功しています。
ジブリワの世界では、乗り物はメカや動物だけにとどまりません。『魔女の宅急便』の「デッキブラシ」も、人気の乗り物のひとつです。魔女の乗り物といえばホウキですが、飛行船から落ちそうになったトンボを助けるために主人公のキキがまたがったのは、デッキブラシ。映画のクライマックスのシーンということもあり、多くの人の心に残ったのかもしれません。
他にも『天空の城ラピュタ』の「フラップター」や、動物ですが『もののけ姫』の「ヤックル」も人気を集めていました。「どんな乗り心地なんだろう」と想像してしまう夢のある乗り物が登場することも、ジブリ作品の魅力のひとつと言えるでしょう。
(マグミクス編集部)