40代コロコロ中年、レースに誘われる 課題はやはり「作業時間」? 大人のRCカーライフ(21)
RCカー「ホットショット」のオンロード化作業を終えた矢先、突然レースに誘われた筆者。せっかくなのでホットショットとグラスホッパーの両機で参加することにしましたが、レギュレーションに合わせての改装を行わなければなりません。とりあえずグラスホッパーの改装は終了しましたが、ホットショット「再オフロード化」の時間は取れるのでしょうか?
オンロード仕様完成。そしてレースに誘われる
2022年5月は、4月に引き続き気温と気候が不安定な状況が続いています。気圧が低いとなかなか筆も進まず予定が遅れ、ゴールデンウィークも見事に原稿ウィークと化した筆者でしたが、最低でも月に一度のラジコンは欠かせません。どうにか時間を作り、富里の新北総サーキットへと向かいます。
先月は筆者の愛機「ホットショット」をオンロード仕様に改装したのですが、自前のタイヤがなかったので適当に購入したものを取りつけて早速走行することに。が、どうにも様子が変です。うまく走らせることができず、路上でくるくるスピンしてしまいます。
オーナーさんに確認してもらったところ、かなりグリップの弱いタイヤを買ってしまっていたようです。RCカーの各部位で、唯一地面に接する部品なのですから、タイヤはちゃんと調べて買わないとダメですね。やらかしました。
結局この日はオーナーさんからいらなくなったオンロードタイヤを譲ってもらい、そちらにつけ替えてみたのですが、かなり消耗しているタイヤであるにも関わらず、やはり路面への吸いつきが違います。
モーターをキュインキュインとうならせて、舗装されたコースをすいすい走り抜けていく光景はオフロードコースとは違う爽快感があるのですが、ホットショットは基本設計がオフロードマシンなので、カーブを抜けるときに減速を失敗するとそのまま転んでしまうことがしばしばあります。腕が良ければ問題ないのでしょうが、月イチでコースに通うのが精いっぱいの筆者の技量では、なかなか難しいところです。
それでも慣れれば慣れるほど転倒回数は減っていき、ある程度は快調にコースを周回できるようにもなりました。そのまましばらく走行を楽しんでいたところ、近づいてきたオーナーさんから「今度レースがあるんだけど、出てみない?」と突然のお誘いがありました。
レース? 自分がレースですか? 大丈夫かな?
前に参加したの小学生の時、今はなき千葉三越の屋上で開催されたレース以来なんですが……?