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40代コロコロ中年、レースに誘われる 課題はやはり「作業時間」? 大人のRCカーライフ(21)

レースに備えての改装に着手

グラスホッパーのモーターを「スポーツチューンモーター」に換装したところ。これでレースイベントのレギュレーションに対応でき、参加が可能になった
グラスホッパーのモーターを「スポーツチューンモーター」に換装したところ。これでレースイベントのレギュレーションに対応でき、参加が可能になった

 実のところ、新北総サーキットでさまざまなレースがあることは知っていました。しかし技量の問題もあり縁がないと思っていたのですが、どうやらオーナーさんから見て、これなら他の人のマシンにぶつけて壊すことはないだろうと思ってもらえたようです。苦節1年半、感無量です。

 今回筆者が誘われたレースは、4WD、2WD、そしてなんとグラスホッパー系のマシンオンリーの3つ。筆者の手持ちのマシンはホットショットとグラスホッパーの2台なので、2WDクラスのレースはお断りして、あとのふたつに参加することにしました。ただ、ホットショットは今のままでも参加できるのですが、グラスホッパーはレース用のレギュレーションがあり、今のマシンでは参加できないので、少し手を加えることになりました。

 とりあえず今装備しているノーマルの380モーターを380スポーツチューンモーターに換装する必要があるそうなので、オーナーさんの手持ちの品を購入し、その日のうちに取りつけてしまうことにしました。

 グラスホッパーの構造はホットショットに比べると単純なので、簡単に換装できる……と思ったのですが、モーターのコードを折りたたんだ時に折ってしまうというケアレスミスをやらかす羽目に。楽に思える作業こそ、気を抜いてはいけません。仕方ないのでここはオーナーさんに、はんだづけで固定してもらうことになりました。

 トラブルはあったものの、グラスホッパーのモーター交換作業も無事終了、残りの時間でオフロードコースの練習に入ります。なおレギュレーションとして、バッテリーはリポバッテリーではなく電圧の低いリチウムフェライト(Li-Fe)バッテリーを使用するそうなので、これは借りることにしました。

 また、安定性の悪いグラスホッパーのために貼りつけ式の重りを左右に取りつけてみたところ、以前よりもはるかに走りが安定したことには驚きました。まあ、車体が軽ければ転がりやすいのは当然といえば当然ですが。

 ホットショットも再びオフロードモードへと移行する必要があるのですが、タイヤの装着形式を変更したため適応するホイールを入手してタイヤをつけ替える必要があります。こちらは新北総サーキットからの帰路に購入したのですが、レースまでに作業時間取れるかなあ……。

(早川清一朗)

【画像】何をするにもパーツ選びは重要? 改装が進む「ホットショット」「グラスホッパー」(6枚)

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