女装がひどすぎ!タバコ5本を口に!クールな『ジョジョ』主人公たちの意外な一面
『ジョジョの奇妙な冒険』の主人公といえば、イケメンで正義感が強く、戦闘力も最強。さらに仲間や家族を大事にする、まさにジャンプ主人公の理想を地でいく面々です。そんなかっこいい主人公たちですが、実は意外な一面を見せつけることもありました。そこで今回は、ジョジョ主人公の意外なギャップを紹介します。
ジョナサンはちょっと不良だった
『ジョジョの奇妙な冒険』の歴代主人公たちは、かっこよくて正義感もあり、戦闘力と頭脳もずば抜けています。さらに、仲間や家族を大事にして、そのためなら凄まじい力を発揮する、まさにジャンプ主人公らしい人物たちです。そんなかっこいい主人公たちですが、思わず笑ったり、戸惑ったりしてしまう意外なギャップを見せつけることもありました。今回はそんなジョジョ主人公たちの、妙に個性強めな一面を紹介します。
●第1部:ジョナサン・ジョースター……理想的な英国紳士も思春期は割としょうもない?
1部の主人公・ジョナサン・ジョースターは心優しく優秀な男で、歴代主人公のなかでも、いちばん真っ当に世間からの評価を得ていました。大学では考古学を学んで論文も評価され、ラグビーでもスター選手に。ディオ・ブランドーとの戦いのなかでも、ディオの手下となったゾンビ戦士・ブラフォードと心を通わせ、敬意の印に剣を譲られるほどの立派な人物です。
そんなカリスマ性を持つ熱血漢のジョナサンでしたが、少年時代は勉強が苦手で食事のマナーも品がなく、父親にディオと比較され、しかられていました。さらに恋仲となったエリナとのデートの際には、コソコソ隠れてナイフで木の幹を削り、ハートマークのなかに自分とエリナの名前を書く、見ているこちらが恥ずかしくなる行為をしています。また、隠れてパイプをふかすなど不良な一面もありました。そんな彼が意地を見せたのは、ディオがエリナに無理やりキスをした後の喧嘩。ここで負けていたら、ディオは吸血鬼になるまでもなくジョースター家を乗っ取っていたでしょう。
その後、ディオに父を殺され、最終的に首から下の体も乗っ取られてしまったジョナサン。しかし、少年時代にディオからすべてを奪われそうになる危機を味わっていなければ、あそこまでの成長はなかったかもしれないと思うと、つくづく因果な関係です。
●第2部:ジョセフ・ジョースター……だましの天才なのに女装だけ壊滅的
ジョナサンの孫にあたるジョセフ・ジョースターは、第2部の主人公。祖父に負けず劣らずイケメンで、恵まれた体躯、さらに特別な訓練を受けずに生まれつき「波紋」の呼吸法が使える戦闘のエリートです。さらに、お調子者かつキレ者で、相手の心理を読んでだましのテクニックで勝つという、ジョナサンとはまた違う魅力がありました。
そんな、実の母・リサリサから「天才イカサマ師」とまで言われるジョセフでしたが、なぜか女装だけは恐ろしく下手。スピードワゴンが捕らえられているナチスの施設に潜り込もうとした際に、適当な化粧で巨躯や筋肉も隠さず、カツラもつけていない低クオリティすぎる女装と演技を披露し、あっという間にナチス兵たちに銃を突きつけられてしまいました。
「気持ち悪い」「お前みたいにデカくて筋肉質の女がいるか」「自分を客観的にみれねーのか バーカ」とさんざん罵られてブチギレたジョセフは、普通に波紋でナチス兵たちを倒して正面突破。この後に「自信なくすぜ」とこぼしており、どうやらあの女装で見込みがあると思っていたようです。そのあとは、普通に軍服を着て潜入していました。