【漫画】タイムカプセルの手紙を開けた父親、10年前の恋を思い出す? 結末に「尊い!」
家で懐かしい手紙を見つけた父親。高校生の時、引っ越してしまうクラスメイトの女の子から「10年後に開けてね」と言われて渡されたその手紙を、今開けてみると……。にいちさんのマンガの結末に「尊い」「キュンキュンする」と反響が集まっています。
父親となった男性の「閉じ込めた思い出」が? ラストにキュンとする

家のなかから、懐かしい手紙を見つけた父親。それは「大切な人」にもらった手紙でした。高校生の時、引っ越してしまうクラスメイトの女の子から「10年後に開けてね」と言われて渡されたその手紙を、今開けてみると……。
にいちさん(@niichi021)による創作マンガ『10年を解く日に』がTwitterで公開されました。はかない恋の思い出が描かれた物語と思いきや、結末は? 読者から「好き」「尊い」「泣いた」「いい話」「キュンキュンする」「こんな恋がしたい」などの声があがりました。Twitter投稿は4万いいねを超える話題作となっています。
作者のにいちさんに、お話を聞きました。
ーー『10年を解く日に』のお話はどのように生まれましたか?
「タイムカプセル」を題材に話を描きたいと考えていました。最後のコマを最初に思いついたので、「閉じ込めた思い出」から「現在」まで時間がぎゅっと引き戻されるような感覚を感じてもらいたいなと思って、残りのページの構成を考えました。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
自分と重ね合わせてコメントを下さる方が多くて、うれしかったです。「こういうのいつかしたい」とか、「初恋の人を思い出した」とか。「10年経って迎えたの愛車だけです」というコメントは思わず笑ってしまいました。

ーーTwitterほかで連載中の『現実もたまには嘘をつく』について、単行本3巻が2022年6月15日に発売予定です。お話のあらすじや3巻の見どころなどをご紹介いただけますか?
『現実もたまには嘘をつく』は、ゲーム好きな男の子・薫が、ネットゲームで知り合った友人・七海とオフ会をするところから始まります。ところが、男性だと思っていた七海は実は同年代の女の子で、さらに七海は薫のことを女性だと思っていて……? という、性別すれちがいラブ(?)コメディです。
3巻では、引きこもりだった七海が、薫に誘われてついに学校に通い始めます。少しずつ広がる世界のなかで、ふたりだけの絆を感じられる巻になっていますので、楽しんでいただければうれしいです!
ーーTwitterで精力的にマンガを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか?
以前も今も変わらず、読者の皆さんの応援や反応が原動力です。それ自体は雑誌などで連載している作家さんも同じだとは思うんですが、やはり雑誌で読んだマンガの感想を直接作家さんに伝えるのはなかなかハードルの高いことでもあるので。
描いたものをすぐ公開でき、それを読んで皆さんが考えたこと、感じたことをその場で聞かせてもらえるのは、SNSならではの魅力だと思います。
●にいちさん 前回のインタビュー
(マグミクス編集部)