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理由はさまざま 途中で主人公が変わるマンガ 世代交代できなかった作品も…

数多く存在するマンガのなかには、読んでいる最中に、途中で別の人物が主人公となっている作品もしばしばあります。交代の理由はさまざまですが、今回はそんな「主人公チェンジマンガ」をいくつかご紹介します。

『ジョジョ』の主人公は誰が好き?

新旧主人公、アラレちゃんと則巻千兵衛博士が表紙の鳥山明先生の大人気ギャグマンガ『Dr.スランプ』17巻(集英社)
新旧主人公、アラレちゃんと則巻千兵衛博士が表紙の鳥山明先生の大人気ギャグマンガ『Dr.スランプ』17巻(集英社)

 マンガを読み進めていたら、いつの間にか主人公が違う人物になっていたという経験はないでしょうか。作品の途中で急にシフトチェンジしたり、部ごとに主人公が交代するものもあります。今回は「途中で主人公が変わる」マンガをいくつか紹介します。

 まずは鳥山明先生の大ヒット作『Dr.スランプ』。もちろん主人公はアラレちゃんですが、連載当初はアラレちゃんの生みの親、則巻千兵衛博士が主人公でした。しかし編集担当者・鳥嶋和彦氏の意向で、途中からアラレちゃんが主人公になったのは有名な話です。

 同じく鳥山明先生の『ドラゴンボール』も、途中で主人公が孫悟空から息子の悟飯へと交代し、セルは悟飯が倒します。しかし、「魔人ブウ編」になると再び悟空が主人公に。主人公・悟飯が一時的なもので終わってしまったことに対し、ネット上では「悟飯じゃ悟空のカリスマに敵わなかったのかな」などの声があがっています。ただ、現在公開中の『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』は、再び悟飯に大きくスポットが当たる作品として話題になっています。

 3部作で実写映画化された『20世紀少年』(著:浦沢直樹)も主人公が途中で変わる作品のひとつ。序盤はコンビニ店長のケンヂが主人公で、幼い頃に友達と描いた「よげんの書」と身の回りで起こる不可解な事件の関連を探っていきます。ところがケンヂは途中で記憶喪失となり退場(後に復活)、場面は2014年に飛び、第2章はケンヂの姪・カンナが主人公になりました。

 少女マンガにも主人公が交代する作品があります。吸血鬼と狼女の血をひく江藤蘭世と、同級生・真壁俊との恋を描いた『ときめきトゥナイト』(著:池野恋)は3部構成。1部は蘭世、2部は蘭世の弟・鈴世の恋人である市橋なるみ、3部は蘭世と俊の娘・愛良が主人公です。ちなみに現在連載中の『ときめきトゥナイト それから』では、アラフォーになった蘭世が再度主人公に返り咲き、話題を集めました。

 そして、忘れてはならないのが、各部ごとに毎回主人公が変わる「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ(著:荒木飛呂彦)です。現在、歴代主人公が8人もいるため、ネット上では誰がいちばん好きか、誰が最強かがたびたび話題に。「やっぱり空条承太郎のオラオラがかっこいいよな」「原点にして頂点のジョナサン・ジョースターは超えられないだろ」「ジョルノが無敵すぎる」などと議論が交わされています。

(マグミクス編集部)

【画像】途中で主人公がチェンジする人気マンガ(8枚)

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