『SPY×FAMILY』日常生活で使いたいセリフ集 「カニをゆでる時とかよさそう」
2022年4月にスタートしたTVアニメ『SPY×FAMILY』は、放映開始から人気がうなぎ登り。スパイの父、殺し屋の母、そして超能力者の娘がそれぞれ秘密を隠しながら家族として過ごす物語です。『SPY×FAMILY』から、日常生活で使ってみたいセリフを集めました。
明日から使ってみたい『SPY×FAMILY』のセリフ
放送中のTVアニメ『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の原作は、遠藤達哉先生によって「少年ジャンプ+」で連載されている作品です。架空の国の名門校「イーデン校」に通う娘を持つフォージャー家。しかし、実は全員他人です。父・ロイドはスパイ、母・ヨルは殺し屋、そして娘・アーニャは超能力者でした。
それぞれの思惑を抱え、自分の正体を隠して家族を演じている理由は、「イーデン校」に通うためです。同校に通う生徒の父デズモンドは、戦争を起こしかねない人物でした。ロイドはスパイとしてデズモンドの情報を集めるためにニセの家族を作り、アーニャを名門校に通わせていたのです。
「オペレーション<梟 ストリクス>」とされるこの作戦に、スパイ、殺し屋、超能力者とひと癖あるキャラクターが加わり、ハリウッド映画のような派手さを予想させました。
ところが本作は日常生活が主体のため、視聴者と目線が近く親しみやすさがあります。また、作中に登場するセリフは個性的で、いつもの日々に、無邪気なアーニャやクールなロイド、そしてちょっと天然なヨルになりきって使うと楽しそうです。実際に使ってみたい『SPY×FAMILY』のセリフを紹介します。
●「こんにちはあるいはこんばんは」
ロイド=コードネーム<黄昏>へ「オペレーション<梟 ストリクス>」を命じた指令文です。<黄昏>は駅で新聞に偽装した暗号文としてこの指令を受け取りました。
この文章をアニメ第1話では、<黄昏>の上司である<WISE>局長を演じた大塚明夫さんが読み上げました。スパイ役には定評のある大塚明夫さんだけに、作品のムードが盛り上がりました。
現実でも、相手がいつ読むか分からないメールやLINEで使ってみてはいかがでしょうか。
●「ちち」「はは」
アーニャがロイドやヨルを呼ぶ時、「ちち」「はは」と言います。このかわいらしい呼び方は、アニメ第1話「MISSION:1 オペレーション<梟 ストリクス>」でロイドから「オレのことはお父様と呼ぶように」と言われ、「ちち」と答えてから始まっています。
同話で郵便局員から「これ、お父さんかお母さんに渡してね」と手紙を受け取るアーニャは、「はは存在しない」と答えました。
「上流らしく」を目指すロイドも認めた呼び方を、「おとうさん」「おかあさん」や「パパ」「ママ」の代わりに使うのがこれから流行する……かもしれません。
●「息の根止めさせていただいてもよろしいでしょうか?」
ヨルは普段、市役所の平凡な事務員として過ごす殺し屋です。その殺し屋=<いばら姫>としての姿は第2話「MISSION:2 妻役を確保せよ」で描かれました。
「店長」から殺しの依頼を受けたヨルはターゲットのいるホテルへ向かいます。部屋に入ると、護衛を瞬く間に無力化。そしてターゲットに向かって告げます。
「大変恐縮なのですが……息の根、止めさせていただいてもよろしいでしょうか?」
現実で生き物の息の根を止める機会はそうないと思われますが、新鮮な食材を使った料理で活用できそうです。生きているカニやエビをゆでる時や、活け作りを食べる時に使ってみましょう。また、夏に向かって蚊を退治する際に口にしたいセリフです。
●「…いや冷静になれ 俺は西国一の諜報員<黄昏>…!!」
第8話「MISSION:8 対秘密警察偽装作戦」でユーリ・ブライアが、姉・ヨルの結婚相手がどんな男か確認をしにフォージャー家までやってきます。
ユーリは少し行きすぎた姉への感情を持っていました。ロイドが姉をだますような男なら牢獄に送り込んでいると意気込むほどです。
そんなユーリの前で仲のいい夫婦を装うロイドとヨルですが、ユーリは最愛の姉の結婚を認められないと言いがかりをつけてきました。ふたりのぎこちない夫婦っぷりに疑問を抱き「今ここでキスしてみろ」と挑発します。ロイドは内心焦りながら瞬時に次のように考えます。
「まずい展開になったぞ……いや冷静になれ 俺は西国(ウェスタリス)一の諜報員<黄昏>……!!」
展開のシュールさが話題になったシーンです。焦ったときは、「<黄昏>」部分を自分の名前に置き換えるなどして、気持ちを落ち着かせましょう。
(マグミクス編集部)