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ジャンプの強いはずなのに不遇な扱いだった敵キャラたち 武里は十分に強豪?

「週刊少年ジャンプ」のバトル系マンガで描かれる敵キャラで、わかりやすいザコキャラもいれば、本当は実力的に強いはずなのにかませ犬やザコ扱いのように負けてしまった敵キャラがいます。このまま弱キャラ扱いでは、あまりにも気の毒です。そこで今回は、目立った活躍も与えられなかった不遇な敵キャラたちを改めて紹介します。

仲間外れにされていたサンタナ

不敵に笑う才槌老人が描かれた『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』完全版第12巻(集英社)
不敵に笑う才槌老人が描かれた『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』完全版第12巻(集英社)

「週刊少年ジャンプ」の人気作には、本当は実力的に強いはずなのに、かませ犬やザコ扱いのように負けてしまった敵キャラ、敵チームがいます。そこで今回は目立った活躍も与えられなかった、不遇な敵キャラたちを振り返ります。

●「柱の男」最弱……『ジョジョ』2部のサンタナは不遇だった?

『ジョジョの奇妙な冒険』第2部に登場した、地上で最も進化した生物「柱の男」のひとり・サンタナ。彼は目覚めたばかりのとき、人間や吸血鬼を体内に取り込んで自身のエネルギーにしたり、小さな空気孔に骨格をバラバラにして体をねじって入り込んだりと、まさに驚異的な生物としての強さを見せつけました。

 そしてサンタナはジョセフ・ジョースターとのバトルでも、その能力を発揮します。指一本でジョセフを吹っ飛ばす剛力を発揮、ろっ骨を露出させたブレード「露骨な肋骨」や、自身の肉片を取りつかせエネルギーを吸い取る「憎き肉片」とさまざまな攻撃法でジョセフをピンチに追い込みました。

 そんな圧倒的パワーを持ちながら、結局負けてしまったサンタナ。その後、サンタナは、カーズら他の柱の男と帯同していなかったこと、ひとりだけ「波紋」を知らなかったこと、他の3人と違い「モード」も持っていないこと、などが明らかになってどんどん不遇感が強くなっていきました。目覚めてすぐにジョセフと戦う羽目になったのも、彼の運が悪いところです。

●翁とのバトルが幻となり活躍の場を失った、『るろうに剣心』の才槌老人

『るろうに剣心』の「京都編」で明治政府の転覆を画策した志々雄真実が束ねていた精鋭部隊「十本刀」に、「破軍」というふたり組がいます。そのひとり、身長8メートルの巨躯の不二は作中最強の男・比古清十郎に敗れましたが、なかなかエモいバトルを繰り広げて、読者の印象に強く残るキャラとなりました。

 一方、もうひとりの破軍で不二の手のひらに乗る小男・才槌(さいづち)老人は、十本刀のなかでもかなり不遇な人物です。才槌は弁論に優れ、薫や弥彦らの不利を論理的に説いて士気を削ごうとしたり、仲間である不二をかつての恩を引き合いに言うことを聞かそうとしたりと弁舌をふるいました(両者とも失敗しましたが)。志々雄からも「戦略は方治、戦術は才槌」と言われるほどの策士です。

 そんな才槌ですが、当初和月伸宏先生の構想では御庭番京都探索方の頭領・柏崎念至、通称「翁」とのバトルがあったそうです。しかし、「ジジイ同士の闘いなんて誰が喜ぶのか?」と思い直しカットになったそうです。結局、誰とのバトルも描かれることがなかった才槌、最後は不二が倒れた際に下敷きになり、これといった活躍もなく敗れ去りました。その後は外務省の裏役人として暗躍しており、より性に合った役割を得たようです。

【画像】強いはずだったのに……不遇なジャンプ敵キャラたちを振り返る(7枚)

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