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『ウルトラマンダイナ』のアスカは時空を飛び続ける 新作『デッカー』での登場にも期待?

いよいよ放送間近の新番組『ウルトラマンデッカー』。かつての名作『ウルトラマンダイナ』の強い影響を受けた作品です。そこで『ダイナ』の魅力についてあらためて振り返ってみましょう。

タイトル通りダイナミックな作風が売りだった

『ウルトラマンダイナ』は、前作『ティガ』の世界観や物語を受け継いでいる。画像は「ウルトラマンダイナ メモリアルボックス DVD」(バンダイビジュアル)
『ウルトラマンダイナ』は、前作『ティガ』の世界観や物語を受け継いでいる。画像は「ウルトラマンダイナ メモリアルボックス DVD」(バンダイビジュアル)

 2022年7月9日からテレビ東京系列ほかにて放送が予定されているウルトラシリーズ最新作『ウルトラマンデッカー』。前作『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』が、25周年を迎えた『ウルトラマンティガ』のエッセンスを受け継いだように、『デッカー』も今年25周年を迎える『ウルトラマンダイナ』をリブートした作品だと言われています。

『ダイナ』とは、いったいどんな作品だったのでしょうか? その内容について振り返ってみましょう。

『ダイナ』は前作『ティガ』の7年後の2017年を舞台とした作品でした。この設定で特筆するのが、それまでのウルトラシリーズでは希薄だった前作の続編であることを明示したこと。いわゆる昭和時代のウルトラシリーズは「ウルトラ兄弟」というつながりはありましたが、防衛チームが毎回変わる理由の明記は特になく、シリーズをまたいで登場する人物がほとんどいません。

 ところが『ダイナ』では『ティガ』に出てきた地球平和連合「TPC」に所属する、前作に登場した「GUTS」を再編した新たな部隊として、「スーパーGUTS」という組織を登場させました。前作のメンバーもゲストとして登場することもあり、作品としてのつながりはウルトラシリーズでも珍しく深いものになっています。

 この反対に、作風は『ティガ』とは真逆と言えるほど違う作品となっていました。『ティガ』がSF要素の強いシリアスなドラマ作りを中心にしていましたが、『ダイナ』では明るく娯楽性の高い内容が中心になっています。時にはコメディ要素が強すぎてファンも懸念するほどのエピソードもありましたが、それが『ダイナ』の魅力でもありました。

 もちろん、シリアスで熱さを感じさせるエピソードも『ダイナ』には多くあります。あえて、その違いを例えるなら、ミステリーのようにだんだんと視聴者を画面に引きずり込んでつかんで離さないような作風が『ティガ』の見せ方だとすると、いきなり視聴者に大きなインパクトを与えてそのまま熱狂させるのが『ダイナ』の見せ方だったかもしれません。

 そういった意味では、続編を製作させるほどヒットさせた『ティガ』とは別な方向性で作品を最後まで描いた『ダイナ』は大変な意欲作だったと思います。この2作品が立て続けにヒットしたことで、ウルトラシリーズ初めての放送中に新撮劇場版である『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』が公開されました。

 もちろん『ダイナ』の魅力は他にもありますが、やはり強調したいのは主人公であるアスカ・シンの存在です。そして、その魅力を引き出した演者、つるの剛士さんの存在も同様に大きなものでした。

【画像】ファン必見!7月から『ダイナ』25周年記念イベントの内容(6枚)

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