ジャンプ名物? 主人公よりクールなライバルキャラ達 いがみ合いからの歩み寄りが熱い
「週刊少年ジャンプ」で作品を盛り上げるライバルキャラは、とても重要な存在です。時に敵として戦い、時には仲間として共闘する姿に胸を打たれ、好きになった人も多いのではないでしょうか? そんなライバルキャラは、魅力的で主人公以上の不動の人気を獲得しているキャラも少なくありません。
ベジータはツンデレキャラとしても人気?
数々の「週刊少年ジャンプ」作品を盛り上げた、カッコいいライバルキャラたちは、主人公と競い合い成長への刺激を与える大切な存在であり、多くのファンを魅了してきました。今回は、ネット上で注目を集めるジャンプ作品のライバルキャラを紹介します。
まず、圧倒的な人気を誇るライバルキャラといえば、国内外で人気を博する『ドラゴンボール』のべジータが挙げられます。敵キャラと登場した時は、味方のナッパも平気で始末するような冷酷なサイヤ人のエリートでした。しかし、孫悟空と激闘を繰り広げた後、「フリーザ編」では共闘、地球に移り住んでからはブルマと結婚し、頼りになる仲間としてだけでなく、意外とよきパパとしての一面も見せています。「べジータが主役でもいいぐらいカッコいい!!」「悟空より成長してるかも」「ツンデレ要素もあってかわいい」と支持する声が多いキャラです。
また、2022年12月の新作映画も楽しみな『SLAM DUNK』の流川楓も、有名なライバルキャラです。主人公の桜木花道が一目ぼれした赤木晴子が好意を寄せる相手で、以降花道から勝手にライバル心を燃やされている犬猿の仲です。天才的バスケ選手にして、不断の努力を続ける男で、「普段のやる気のなさと試合のときのギャップがたまらない」「クールだけど内に熱いものを持っているよね」など、普段のクールな雰囲気とバスケットボールに対する情熱とのギャップに心奪われる人が多いようです。花道といがみ合いながらもだんだんと絆を深めていくさまも描かれ、「理想的ライバルキャラ」といまだに人気を集めています。
他にも『NARUTO-ナルト-』のうちはサスケも、人気のライバルキャラのひとりです。主人公のうずまきナルトとは同じ第七班のメンバーであり、写輪眼を使いこなすうちは一族の末裔。流川と同じくサスケも口数が少なく冷静な性格であり、その強さとクールさに惚れ込む人が続出した人気キャラでした。
カードゲームでも世界的な人気を誇る『遊☆戯☆王』のライバルキャラ・海馬瀬人も人気です。海馬コーポレーションの社長で、「オレは未来などに導かれはしない! オレの踏み印(しる)したロード! それが未来となるのだ」など多くの名言を残しています。SNS上では「遊戯がいちばんカッコいいと思っていたけど、海馬の名言シーンは度々見たくなる」といった声が上がっていました。
他にも「『るろ剣』で誰がいちばんかっこいいって斎藤一だと思ってる」「影山君がセッターとして活躍する姿が『ハイキュー!!』でいちばんかっこいい」「『ジョジョ』2部のシーザーは、最後までかっこよすぎる」「『キャプテン翼』の日向小次郎の闘志に惚れた」「『バクマン。』は天才・新妻エイジの存在が重要」「『銀魂』の銀さんと土方がいがみ合う回は全部面白い」など、さまざまなライバルキャラの名前が挙がっていました。