ポニーテールは4人しかいない?「プリキュア」変身前の少女たち
女性の髪形でもっともメジャーかもしれないポニーテール。女の子のあこがれである『プリキュア』のなかで、ポニーテールの女の子たち意外と少ないのです。
「変身前がポニーテール」の主人公キャラも
本日7月7日は「ポニーテールの日」。1995年に日本ポニーテール協会が制定したそうです。その由来は、七夕の織姫にポニーテールのイメージがあるからとのこと。また、7月7日は「ゆかたの日」でもあるので、ゆかたにポニーテールが合うというのも制定理由だそうです。
ところで、ポニーテールといえば皆さんはどんな女性キャラを思い浮かべますか? それこそ多くのキャラの名前が挙がると思いますが、今回は長年にわたり多くの女性キャラを生んできた「プリキュア」シリーズから何人かをご紹介しようと思います。
プリキュアといえば、変身後の特徴的な髪形がカテゴライズするのにむずかしいところがあるので、今回は変身前の姿に限定させてください。ちなみに、現時点(2022年7月7日)でプリキュアの人数はTV版のレギュラーだけで72人。そのうち、ポニーテールと判別できるキャラは4人だけでした。意外と少ないという印象です。
プリキュアに変身するキャラで最初にポニーテールだったのは、『スマイルプリキュア!』(2012年)の緑川なお/キュアマーチでした。「直球勝負」が口癖で、何事にも曲がったことが嫌いな性格の持ち主。女子サッカー部に所属するスポーツ万能な女の子です。
兄弟が多いことから面倒見も良く、家事も得意という面もあって頼れる女の子。しかし、苦手なものが多いという欠点があり、お化けや虫を見ると普段とは真逆のあられもない姿を見せることがありました。そのギャップからファンには人気の高いキャラです。
いつもは緑色の髪に、黄色いウサギの耳のようなリボンでポニーテールにしていました。これがキュアマーチに変身すると、よりポニーテールのシッポ部分が大きくなり、さらに横に巨大なツインテールが加わった特徴的なトリプルテールともいうべき髪形になります。
続いては『ハピネスチャージプリキュア!』(2014年)の主人公でもある愛乃めぐみ/キュアラブリー。正義感がとても強く、みんなを守るためにプリキュアになりたがっていたほどです。とても明るく元気で、誰とでもすぐ友だちになるような性格の持ち主。また、思っていることを「こころの歌」として口ずさむ癖があります。
とても世話好きで他人の幸せを自分のことのように思う反面、自分には鈍感で自信を持てない一面がありました。しかし、ポジティブ思考で落ち込んでもすぐに立ち直れる強い精神力を持っているため、いつも前向きに過ごしています。口癖は「しあわせハピネス!」。
めぐみは赤に近いマゼンタ色の髪のポニーテールで、キュアラブリーに変身するとテール部分が膝まで届くくらいにまで伸びていました。フォームチェンジしてチェリーフラメンコになってもポニーテールは変わりませんが、ロリポップヒップホップになるとツインテールに変化します。