アニメ業界の記事一覧
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アニメ業界が舞台の『ハケンアニメ!』 ハイクオリティな劇中アニメは必見?
2022.05.19吉岡里帆さん、中村倫也さんらが出演する実写映画『ハケンアニメ!』は、アニメ業界を舞台にしたバックステージものです。「面白い作品にしたい」という想いと放送スケジュールとの狭間で揺れる監督たちの葛藤劇に加え、一流スタッフらが競作した2本の劇中アニメのクオリティの高さが話題になりそうです。
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アニメの「原作改変」はなぜ起こる 脚本と原作の難しい関係【この業界の片隅で】
2022.03.25新作アニメ番組が始まるたびにネットでは必ず話題になる、脚本の問題。「この脚本は面白い」「いいやダメな脚本だ」など、毎回のように議論は百出しても、その脚本がどのように作られているのか、意外なほど知られていません。また、よく言われる「原作通りの脚本」とは、いったい何を意味しているのでしょうか。
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移り行くアニメ脚本家の役割 過去、原作は改変されるのが一般的だった
2021.10.03現在、TVアニメは年間300本以上が制作されています。なかでもライトノベルやコミックスを原作とするアニメは非常に多く、しばしば高い人気を獲得します。かつては原作を元にしたオリジナル展開を行う作品も見られましたが、近年は原作に忠実な内容の作品が増えて来ています。そのため、脚本家の役割も以前とは変化してきているようです。
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『鬼滅の刃』を制作したufotable作品5選。設立20年、いかにして日本屈指のスタジオに?
2021.01.26令和の時代を代表する大人気アニメとなった『鬼滅の刃』を制作したufotableは、2000年に設立されてから20年の間にも数々のハイクオリティなアニメ作品を世に送り出してきました。今回はそのなかから、ufotableを知るためにまず観ておきたい5作品を紹介します。
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「製作委員会」のメリット・デメリット 『エヴァ』や『鬼滅』が目指す新たな形とは
2020.12.221995年から放送されたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』では製作委員会方式という出資形式が脚光を浴び、その後多くの作品で同様の形式がとられるようになりました。しかし製作委員会方式はメリットもありますがデメリットも大きく、近年では新たな出資形式が模索されています。
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アニメの声優選びにまつわる、ちょっと危険でドライな話【この業界の片隅で】
2020.11.27アニメ業界の片隅で生きる著者・おふとん犬が、業界の片隅で拾ったさまざまな話題を取り上げて解説します。今回は、アニメのキャスティング=「声優選び」にまつわるちょっと危ない話。かつてゴシップ媒体やまとめサイトなどで取り上げられた噂は、どこまでが本当で、裏にはどんな事情があるのでしょうか。
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芦田豊雄氏の命日 『ミンキーモモ』『魔神英雄伝ワタル』キャラデザなどで活躍
2020.07.232011年7月23日、アニメーター・キャラクターデザイナーの芦田豊雄氏が亡くなりました。アニメ『魔法のプリンセス ミンキーモモ』や『魔神英雄伝ワタル』のキャラクターデザインを務め、80年代を代表するクリエイターとしてアニメファンたちから注目を集めました。
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金田伊功氏を偲ぶ 個性的なアニメ作画「金田パース」「金田ジャンプ」「金田ビーム」
2020.07.217月21日は2009年に57歳で逝去したアニメーター、金田伊功氏の命日です。「金田パース」「金田ジャンプ」「金田ビーム」などと呼ばれる個性的なアニメーションの作画は、後のアニメ作品にも大きな影響を与えました。
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日本アニメ人気、理由は「普遍性」なのか?海外展開でぶつかる「政治的正しさ」の問題【この業界の片隅で】
2020.06.25「日本のアニメは、世界で人気がある」これには、正しい面とそうでない面があります。日本アニメの海外での売上は年々伸びているのは事実。しかし、作品の政治的な正しさ、いわゆるポリコレ問題に目を向けてみると……?
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アニメ、コロナの影響は製作だけでなく「宣伝」も 困難の先にある未来を予測する【この業界の片隅で】
2020.05.18アニメ業界の片隅で生きる著者・おふとん犬が、業界の片隅で拾った様々な話題を取り上げて解説します。第10回は、アニメの宣伝についての話。新型コロナウイルス感染症の影響で、アニメの宣伝も大きな影響を受けています。どんなことで困っているか、その困難を乗り越えた先に何が待っているか、個人的な経験をもとに予測します。