別冊なかむらりょうこの記事一覧
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新作『神奈月紫子』は集大成? 画業40年の赤石路代先生が描く、強い意志の人物たち
2020.09.04『ワン・モア・ジャンプ』『めもくらむ~大正キネマ浪漫~』など、少女マンガ家・赤石路代先生は数々のヒット作で意志の強い魅力的な登場人物を描いてきました。「月刊flowers」2020年9月号より連載開始した最新作では、その集大成ともいえる人物像が主役として描かれています。
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91歳の巨匠わたなべまさこ コロナ禍のなか1人で描き上げた新作が教えてくれること
2020.06.29少女マンガ界の巨匠、わたなべまさこ先生は、2020年4月からマンガアプリ「マンガMee」で新作を連載したばかりですが、早くも新連載『中国怪異譚 朱い紐』が始まりました。91歳の現在も尽きることない創作力が私たちに教えてくれることは……?
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昭和の少女マンガはファッションリーダーだった? 人気作家が描いた「モード」な服装
2020.03.08昭和の少女マンガの人気作は、当時のおしゃれを体現するファッションが多彩に描かれ、ファッションリーダーとしての役割も果たしていました。現代の少女マンガにおいても、ファッションは重要な役割を担っていますが、その位置づけはやはり変化してきているようです。
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漫画『ちはやふる』で描かれる、競技かるたの「変えたい現実」と末次先生の想い
2020.02.14参加者が増え続ける「競技かるた」が抱える課題に取り組もうと、「ちはやふる基金」が2020年1月に設立。発起人であり、マンガ『ちはやふる』の作者である末次由紀先生は、作中のさまざまな場面で競技かるたの現在を描き、メッセージを発信し続けていました。
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「ポテチ」の言葉広げたのは『きんぎょ注意報』? 優しい世界の鋭い笑いに要注意
2020.01.06令和の始まりからさかのぼること約30年、少女マンガ誌「なかよし」で連載が始まった『きんぎょ注意報!』は、唯一無二のギャグマンガとして今なお愛されています。2020年、初のBlu-ray化で、再び注目が集まりそうです。
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「東京ミュウミュウ」が2020年に向け再始動!いま『なかよし』が熱すぎる
2019.12.31少女マンガ誌『なかよし』動物をモチーフとした美少女たちの活躍で人気を集めた『東京ミュウミュウ』が約20年ぶりにプロジェクトを再始動。「男版」となった新連載をはじめとするさまざまな展開から目が離せません。
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【連載再開】オトナ女子が『GALS!』を読むべき理由。「今を大事に生きようぜ!」
2019.12.08少女マンガ誌「りぼん」黄金期の名作の続編があいついで登場するなか、渋谷の街を舞台に大活躍するコギャルたちを描いたマンガ『GALS!』が、2019年11月に『GALS!!』と題名を少し変えて連載を再開しました。連載当時のファンも憧れた主人公の生き方は、現代の女性にも訴えかける魅力を放っています。
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令和の新作放つ『あさりちゃん』 作者も含め「まるごと愛される」ワケ
2019.10.27ふたりの女性作者よって100冊の単行本を世に出したマンガ『あさりちゃん』は、連載終了後もさまざまな活動で話題になっています。『あさりちゃん』が多くの読者に愛される理由のひとつは、作者自身に親しみを感じさせるキャラクターにありました。
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マンガ誌『なかよし』の65年。「恋する女の子の心」と「魔法少女魂」根付かせる
2019.10.112019年10月4日より東京・弥生美術館で、「創刊65周年記念『なかよし』展」が開催されています。マンガ雑誌としては日本で最古、最長寿の「なかよし」が、少女たちに根付かせてきたものは何だったのでしょうか。
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【追悼】15年間愛された園田小波先生の『チョコミミ』 珠玉の恋愛エピソード
2019.09.112004年から少女マンガ誌『りぼん』で『チョコミミ』を連載していた漫画家、園田小波先生が2019年8月4日に亡くなりました。TVドラマ化もされ、『りぼん』誌上の15年にわたり愛された同作品には、笑いと可愛さ、おしゃれさに加えて、キュンとする恋愛エピソードが散りばめられていました。