富野由悠季の記事一覧
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『海のトリトン』後味悪い最終回から50年 脚本を書いた富野監督は「出禁」になる
2022.09.301972年9月30日に、TVアニメ『海のトリトン』最終回「大西洋陽はまた昇る」が放送されてから今日でちょうど50年に当たります。最後の最後で善と悪が逆転するラストは、今なお伝説として語り継がれるほどの強烈なインパクトをアニメの世界にもたらしました。
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ロボットアニメの新常識生んだ「ウォーカー・ギャリア」の衝撃 背景には「クリスマス」が?
2022.08.07「パターン破り」で知られた名作『戦闘メカ ザブングル』。それまでのロボットアニメの「お約束」を次々と塗り替えたことからついたあだ名ですが、逆に、現在のロボットアニメでパターンとなったお約束を初めて導入した作品でもありました。
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40周年の『ザブングル』は「パターン破り」が満載! のちにロボットアニメの定番へ
2022.02.06『ガンダム』の劇場版で忙しいなか、富野監督が手がけた異色のロボットアニメ『ザブングル』が放送から40周年を迎えます。「パターン破り」とまで言われたその手法は、やがてロボットアニメの王道へとなりました。
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富野由悠季初監督作『海のトリトン』の衝撃 アニメ史に残る「善と悪の大逆転劇」とは
2021.11.11近年では善と悪の構図が逆転してしまう作品は、アニメでも映画でもそこまで珍しくはありません。しかし、今から40年以上前に、最終回で何の伏線もなく善悪逆転の大どんでん返しをくらわせた衝撃のアニメがありました。そのタイトルは『海のトリトン』。どんでん返しを仕掛けたのは、『機動戦士ガンダム』の富野由悠季監督でした。
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“皆殺し”でなかった富野監督『ザブングル』の演出。「はっはっは、アニメだからね!」
2021.06.121982年~83年にTV放映された『戦闘メカ ザブングル』は、富野由悠季監督が本名の「富野喜幸」から改名した記念すべき第1作です。富野監督のオリジナル企画ではなかったために、『ガンダム』や『イデオン』の影に隠れがちですが、ロボットアニメの常識を破る意欲にあふれていました。
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押井守監督が恋のキューピッド役に? 実写映画に出演するアニメ監督たち
2021.02.05菅田将暉さんと有村架純さんがW主演した恋愛映画『花束みたいな恋をした』が、2021年1月29日より全国公開中です。ふたりが交際するきっかけとなるのは、なんとアニメ界の巨匠・押井守監督です。実写映画で独特な存在感を放つアニメ監督たちの俳優ぶりを紹介します。
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『OVERMANキングゲイナー』本当に富野監督作品?突如始まったダンスにポカーン
2020.09.072002年9月7日、富野由悠季氏総監督によるサンライズ制作のロボットアニメ『OVERMANキングゲイナー』が放送開始されました。「皆殺しの富野」との異名を奉る富野総監督の、意外なコミカル路線に驚かされます。
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6月4日は「ムシの日」。脳裏に焼き付く『みなしごハッチ』ほか昆虫アニメ4選
2020.06.04子供の頃に昆虫図鑑に夢中になり、毎日のように昆虫採集に出かけていた記憶の持ち主は多いと思います。マンガやアニメーションにも、昆虫たちをモチーフにした作品がいろいろとあります。子供心に強烈なインパクトを与えた『昆虫物語 みなしごハッチ』ほか、選りすぐりの「虫アニメ」をご紹介します。
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「スパロボ」で知った『聖戦士ダンバイン』の無情な結末 富野由悠季監督「らしさ」
2020.02.041983年に放送されたロボットアニメ『聖戦士ダンバイン』は、本放送時の人気に加え、ゲーム『スーパーロボット大戦』シリーズへの登場とゲーム中の圧倒的な強さで大きな知名度を得ました。大人だからこそ理解できる、その魅力を語ります。
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1978年放送、富野由悠季監督『無敵鋼人ダイターン3』 本当に子供向けのアニメ?
2019.12.16富野喜幸(現:富野由悠季)監督が1978年に送り出したアニメ『無敵鋼人ダイターン3』のBlu-ray BOXが2019年12月3日(火)に発売されました。Blu-rayの発売を機に久しぶりに『無敵鋼人ダイターン3』を見返したという、ライターの早川清一朗さんが思いを語ります。