手塚治虫の記事一覧
-
4月7日は鉄腕アトムの誕生日。今こそ「アトムが必要な時代」である理由
2021.04.072003年4月7日は鉄腕アトムの誕生日です。1952年に雑誌「少年」で連載が開始された『鉄腕アトム』は、1959年の実写ドラマを皮切りに、1963年には日本初の毎週30分のアニメとして放送され大人気となり、国民的なキャラクターとして高い認知度を得ました。令和の時代になってもなお、アトムの存在感は確固たるものがあります。
-
手塚治虫が描いた異色恋愛マンガ3選。普通でない「愛」だからこそ切ない…?
2021.02.142月14日はバレンタインデーですが、昨今ではリモートワークが増え、職場で義理チョコのやりとりをせずに済むことに、ホッとしている人もいるのではないでしょうか。今年2021年のバレンタインは、“マンガの神さま”手塚治虫先生が残したユニークな恋愛作品に触れてみるのはいかがでしょう。どれも普通ではない、でも切なくなる恋愛ものです。
-
手塚治虫の新聞連載作品は「愛らしかった」? 当時の紙面のまま復刻した編集者に聞く
2020.12.25膨大な手塚治虫作品のなかには、雑誌よりも多くの一般大衆が手に取る新聞に連載された作品がいくつかあります。それらを連載当時のオリジナル版として収録した単行本『手塚治虫コミックストリップス』を見ると、新聞ならではの構成や描き方、そして物語に、さまざまな特徴を感じ取ることができます。
-
手塚治虫『アドルフに告ぐ』が描く「正義と正義」の対立。太平洋戦争79年目に読み解く
2020.12.18「真珠湾攻撃」に始まる太平洋戦争の開始から、この12月で79年を迎えます。戦争に突き進んでいく日本と、当時の同盟国であるドイツを舞台として手塚治虫が描いた歴史大作『アドルフに告ぐ』(1983~1985年、「週刊文春」で連載)には、現代社会でも絶えることのない「正しさ」や「正義」の対立が克明に描かれています。
-
R指定で実写化された『ばるぼら』 手塚眞監督が語る手塚マンガの女性像とは?
2020.11.20作家の悩める内面を描いた手塚治虫氏の異色ファンタジー『ばるぼら』が、実写映画化されました。作家・美倉役の稲垣吾郎さん、美倉のミューズとなる「ばるぼら」を演じた二階堂ふみさんがハマリ役と評判です。手塚マンガを幼少の頃から読み親しんできた手塚眞監督へのインタビュー後編をお届けします。
-
手塚治虫の異色作『ばるぼら』の実写化…手塚眞監督が語る“神さま”受難の時代
2020.11.18手塚治虫原作の異色ファンタジー『ばるぼら』が実写映画化されました。実写化を手掛けたのは、息子である手塚眞監督。原作マンガが発表された1973年は「虫プロ」の倒産など、手塚治虫氏にとって受難の時代だったと言われています。“マンガの神さま”の素顔を知る手塚眞監督に、原作誕生の背景を語ってもらいました。前後編に分けてお伝えします。
-
『相棒』水谷豊さんのデビュー作、特撮『バンパイヤ』 変身シーンが話題を呼んだ
2020.10.14刑事ドラマ『相棒』でおなじみの俳優・水谷豊さん。デビュー作は手塚治虫原作の特撮ドラマ『バンパイヤ』でした。水谷さんの変身シーンが話題を呼んだ『バンパイヤ』をはじめ、人気俳優たちが巣立った特撮ドラマを振り返ります。
-
『ふしぎなメルモ』放送から49年。「スカートめくり」の時代に<性と生命>の神秘描く
2020.10.011971年から全26話で放送された手塚アニメ『ふしぎなメルモ』。赤いキャンディーと青いキャンディーを食べて変身しながらトラブルを乗り越えていく少女の物語は、テレビの前の子供を夢中にさせました。でも実はこの作品は、性と命を教える教育アニメでもあったのです。メルモちゃんに託された手塚治虫氏の思いを探ります。
-
手塚治虫の意欲作『クレオパトラ』公開から50年。「アニメは子供のもの」の常識に挑む
2020.09.15大人向けの劇場アニメとして、1970年に公開されたのが「虫プロ」制作の大作アニメ『クレオパトラ』でした。子供がドキドキしてしまう、刺激的なシーンが満載でした。公開から50年を経た『クレオパトラ』の面白さ、後年のアニメ界に与えた影響を振り返ります。
-
石田敦子『三つ目がわらう』 手塚治虫作品が意欲的なアレンジで生まれ変わる
2020.06.28手塚治虫先生の生誕90周年を記念して、日本や欧米の人気作家が名作のトリビュートマンガを描く『テヅコミ』。そのひとつ『三つ目がわらう』(著:石田敦子先生)が、2020年6月16日(火)に発売されました。