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敵との激しいバトルも「ずっと全裸かい!」 親と一緒に観たくない過激な2024年秋アニメ

終盤に差しかかった2024年秋アニメでは、人気マンガのアニメ化や続編、オリジナル作品など、さまざまな作品が注目を集めました。なかには、過激な描写で視聴者をゾッとさせたり、笑いを誘ったりするエピソードもあり、視聴者の間で話題となっています。

1話ぶっ通しで主人公が丸裸に…

画像は『ダンダダン』場面カット (C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会
画像は『ダンダダン』場面カット (C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会

 12月に入り、話題作が多い2024年秋アニメも終盤を迎えつつあります。人気マンガのアニメ化やオリジナル作品など多彩なラインナップが放送されるなか、過激な描写で視聴者に衝撃を与えた作品もありました。

 幽霊を信じる女子高生「綾瀬桃(モモ/CV:若山詩音)」とUFOを信じる男子高校生「高倉健(オカルン/CV:花江夏樹)」が、特殊能力を駆使してさまざまな怪奇現象に立ち向かう『ダンダダン』(原作:龍幸伸)は、破天荒なキャラや躍動感あふれる戦闘シーン、そしてゾクッとするホラーが特徴です。

 衝撃だったのは第9話で、宇宙人の「セルポ星人(CV:中井和哉)」とシャコ星人「ドーバーデーモン(CV:関智一)」に対し、特殊能力に目覚めた同級生の「白鳥愛羅(アイラ/CV:佐倉綾音)」が奮闘する一方、セルポ星人に服を破られたオカルンは股間を隠しながら戦うというシュールな場面が続きます。

 後半ではネッシーの登場によって校内が水浸しになると、モモとアイラが下着姿でバナナボートのようにオカルンの背中に乗るという展開も描かれました。

 この刺激的な描写に対して「登場人物は至って真面目なのに絵面はメッチャふざける」「衣服に気が回らないほど全力で戦う姿がカッコイイ」などと評価する声が多くあがっています。最終的に彼らは宇宙人を撃破しましたが、オカルンは1話を通して全裸のままというユーモラスな締めくくりでした。

 続いて、モザイクがかかるほど過激なエピソードがあったのは、麻雀をテーマに高校生「ケイ(CV:田邊幸輔)」が雀士として成長する過程を描く『凍牌~裏レート麻雀闘牌録~』(原作:志名坂高次)です。高校生ながら裏社会と関わるケイの過酷な運命や、命がけの勝負に緊張感が続きます。

 特に過激だったのは、第8話「決死」にて、ある事情からケイが切腹し、血を流しながら麻雀を続けるエピソードです。ケイが倒れると、暴力団組織の組長「高津則之(CV:小山剛志)」が傷口に酒をかけ、ホチキスで止めるという荒療治が行われます。内臓がはみ出た傷口やホチキスのシーンにはモザイクがかけられていましたが、ケイの悶え苦しむ声が痛々しさを物語っていました。麻雀勝負を純粋に楽しみたい人は、ショックを受ける作品かもしれません。

 そして、トラウマシーンが多い作品としても知られる『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season』(原作:長月達平)は、1期、2期に劣らない鬱展開で、視聴者の注目を浴びました。本作は、異世界に召喚された「ナツキ・スバル(CV:小林裕介)」が、「死に戻り(タイムリープ)」の力で大切な人たちを守る奮闘劇を描いた物語です。

 今期、特に絶望的な展開といわれたのが、第5話「濁流」に登場した魔女教の大罪司教「色欲」担当、「カペラ・エメラダ・ルグニカ(CV:悠木碧)」によるエピソードでした。

 カペラは自身や他者の姿を変える「変異・変貌」の権能を持ち、水門都市「プリステラ」の住民をハエに変えたり、自身の見た目をスバルの想い人「エミリア」に変化させて彼の目の前で切り裂いたりなど、狂気的な行動を見せました。さらに、人間を「クズ肉ども」とののしる過激な性格も相まって、視聴者からは「人の尊厳を踏みにじるカペラの狂気と凶悪さに戦慄した1話だった」との声が出るなど、強烈な印象を残しています。

(LUIS FIELD)

【画像】よく放送できたな… こちらが『ダンダダン』の地上波放送“ほぼアウト”なシーンです(4枚)

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