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『ドラクエ』出番なさ過ぎ「ザンネンな呪文」4選 「使い道ない」「上位互換がある」

どこでも行けるルーラ、大爆発を起こすイオナズン…「ドラゴンクエスト」シリーズには強力で頼もしい呪文がたくさんあります。しかし、なかにはどこで使うのか分からない呪文も。今回はそんなザンネンな呪文にスポットを当てて紹介します。

なんでも開くカギを持っているから必要ない…「アバカム」

アバカムがザンネンというより、さいごのかぎが凄すぎるのかも?画像は『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(ニンテンドースイッチ版) (C) 1988, 2019 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX All Rights Reserved.(C) SUGIYAMA KOBO
アバカムがザンネンというより、さいごのかぎが凄すぎるのかも?画像は『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(ニンテンドースイッチ版) (C) 1988, 2019 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX All Rights Reserved.(C) SUGIYAMA KOBO

 中学生の頃、都道府県はまったく覚えられませんでしたが、「ドラゴンクエスト」シリーズに登場する呪文は名称と効果をスラスラとそらんじることができる、筆者はそんな子供でした。ルーラ、ベホイミ、イオナズン、呪文は「ドラゴンクエスト」シリーズに欠かせない便利で頼もしい存在です。しかし、そんな呪文のなかにも、あまり使い道のないものもあります。今回はそんなザンネンな呪文を集めてみました。

 まずは鍵のかかった扉を開けることのできる呪文、アバカム。現実世界にあったら悪用間違いなし、というか「ドラゴンクエスト」の世界でも勇者達は人の家だろうがお城の宝物庫だろうがおかまいなしに入っていくので、そもそもこの呪文は悪用されていると言えるかもしれません。

 とても便利そうな呪文ですが、そもそもアバカムで開けられる扉のカギは、冒険のなかで手に入るということが大前提です。この時点で微妙な呪文の印象は拭えません。初登場の『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』においては、ぎんのカギ、きんのカギ、ろうやのカギという3種のカギをひとつの呪文で代用できるので、持ち物のなかからそれぞれのカギを使うよりアバカムだけ使えばいい、というプレイヤーもそれなりにいたかもしれません。

 しかし、『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』になると、扉の種類を問わずカギを開けられる「さいごのかぎ」が存在し、習得レベルが最終盤に近いタイミングであることも手伝ってアバカムを使う必要性はさらになくなってしまうのでした。なんともザンネン。

●自分達が速くなった方が確実では?「ボミオス」

『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』で初登場した素早さを下げる呪文、ボミオス。敵の素早さを下げることで行動順が変わり、先手を取れるようになる呪文ですが、使用したターンの行動順は変わりません。ですから、次のターンに先手を取るために使うということになりますが、それならばボミオスなんて使わずに、その分の行動で攻撃してしまった方が早い、という場面も少なくはありません。

 また、ボミオスは敵にかける呪文なので、失敗することや、そもそも効かないこともあります。だったら味方を素早くするピオリムの方が間違いがない、と考えるプレイヤーも多く、ボミオスはますます出番が少ないザンネンな呪文になります。

【画像】お前のせいでいらない…「アバカム」を用済みにしたアイテム(5枚)

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