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『ワンピース』確実に強いのに、登場シーンが少なすぎたキャラ「出オチ感が否めない」

数多くのキャラクターが登場する『ONE PIECE』は、あまりの量から人気もあって強いのに、出番が少ない人物も多くいます。この記事では、出番が少なかった強キャラたちの活躍を振り返ります。

人気はあるのに出番が少なすぎる!

キャラが埋もれてしまうのは仕方ない?(画像:写真AC)
キャラが埋もれてしまうのは仕方ない?(画像:写真AC)

 登場時は強そうだったのに、「出オチ感満載」だったキャラと言えば誰を思い浮かべますか? 現在1000以上のキャラクターが登場している『ONE PIECE(ワンピース)』ですが、あまりの量から、強そうな雰囲気はただよっているのに、本編での扱いが不憫だったキャラも多くいます。この記事では、強そうだったけれど登場シーンがわずかだった「不憫キャラ」を振り返ります。

「エニエス・ロビー編」で登場したTボーン大佐は、ゾロに「こいつは強い」と言わしめた人物です。骨ばった見た目があいまって薄気味悪い印象のTボーンですが、曲がったことが大嫌いで「海兵の鑑」と呼ばれるほど正義感と優しさにあふれています。サンジやフランキーが戦ったネロとワンゼの方が強敵扱いされているようにも見えますが、実際の実力的にはTボーンの方が数段上であることは確実でしょう。

 海軍からの評価も悪くなく、2年後の『ONE PIECE』世界では、大佐から少将に昇進しています。しかしながら、作中での登場シーンといえば「エニエス・ロビー編」以降はあってもひとコマ、ふたコマ程度でした。Tボーンは、読者人気があり、最終章でゾロにリベンジを挑むなどの胸アツ展開に期待が高まっています。

 続いて、シャーロット・スムージーです。シャーロット家の14女で、女海賊ではビッグマム、ハンコックに次ぐ懸賞金をかけられています。触れたものを絞ってジュースにする能力「シボシボの実」の能力者で、尾田先生からお墨付き(SBSより)をもらうほどの強キャラです。

 容姿も「美人」と話題あがるほど、読者人気も高いです。ここまで強さと人気を持ち合わせているスムージーですが、作中での戦闘シーンはほとんど描かれず、登場シーンも多くありませんでした。

 ワノ国まで麦わらの一味を追ってきた以降の情報が描かれておらず、現在の消息は不明です。何かと因縁があるビッグマム海賊団のこと、最終章でも麦わらの一味と接触する可能性は限りなく高いでしょう。その際にスムージーの戦闘シーンが描かれたら、歓喜の声をあげる読者も多いのではないでしょうか?

「出オチ感」が否めなかったのは、自身を「白ひげの息子」と名乗る、エドワード・ウィーブルです。白ひげが亡くなってしまったため真実は闇のなかですが、「言われてみれば似ている気もする」という声もありました。実際に黄猿が「強さだけなら若い頃の白ひげのようだ」と太鼓判を押すほど、圧倒的な強さでした。

 その後、王下七武海入りしたものの、町で暴れる姿が多少描かれる程度で、麦わらの一味とほとんど関わることなく、王下七武海制度が撤廃されてしまいました。黄猿に評価されるほどの強さにも関わらず、読者からは「確かにいたな、そんなやつ」「忘れてた(笑)」など、薄めの印象しか残っていないようです。世界を揺るがした「白ひげの息子」というのなら、「もう少し活躍が描かれてもいいのでは?」と首をひねってしまいます。

(マグミクス編集部)

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