2023冬アニメ・期待値高め新作3選　危うさ×ドタバタ劇がクセになりそう！

ドタバタ劇がクセになる3作

　年末で秋アニメが終わり、年明けには続々と冬アニメがスタートします。2023年最初のアニメとなる冬アニメは、いったい何が放送されるのか気になりますよね。でも、毎クール膨大なアニメのなかから何を選べばいいの？　と悩む人も多いはず。そこで、2023年冬アニメのなかから、期待値高めの3作品をピックアップしてご紹介します！

●『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』（2023年1月6日～放送）

　ひとつめは、現実世界とゲーム世界、そしてふたつの世界のつながりが描かれる『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』。小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載されていた同名の小説が原作で、カドカワBOOKSより書籍化（著：恵ノ島すず、イラスト：えいひ／KADOKAWA）されています。

　本作品は、ある高校の放送部に所属しているオタク女子・小林詩帆乃（こばやし・しほの／CV：花澤香菜）と、同じ放送部の男子高校生・遠藤碧人（えんどう・あおと／CV：石川界人）が、乙女ゲーム『マジカルに恋して』（通称：まじこい）をプレイするところから始まります。ふたりはプレイしながら、実況と解説という形でそれぞれ思いを口にするのですが、なんとその声が、ゲーム内の王太子ジークヴァルト・フィッツェンハーゲン（通称：ジーク／CV：中村悠一）に届いてしまいます。突然降ってきたふたりの声を「神の声」だと思い込んだジークは、その声で「あること」に気が付いて――！？

　ジークの婚約者であるリーゼロッテ・リーフェンシュタール（通称：リーゼ／CV：楠木ともり）は、極度のツンデレ故に悪役令嬢として破滅を迎えてしまうキャラクターです。小林と遠藤の声がふたりの関係にどう影響してくるのか、テンション高めの実況と解説はどう演じられるのか、リーゼの破滅は止められるのか――ぜひとも最後まで見守りたい作品です。

●『Buddy Daddies』（2023年1月6日～放送）

　ふたつめは、男ふたりの殺し屋バディと女児の生活を描く『Buddy Daddies（バディ・ダディズ）』。P.A.WORKSとニトロプラスがタッグを組み制作する、完全新作オリジナルアニメです。

　本作品の主人公は、殺し屋である来栖一騎（くるす・かずき／CV：豊永利行）、諏訪零（すわ・れい／CV：内山昂輝）のふたり。来栖と諏訪は、あるとき天真爛漫な女の子・海坂ミリ（うなさか・みり／CV：木野日菜）と暮らすことに。どんな仕事も卒なくこなしてきたふたりでしたが、慣れない子育てには悪戦苦闘。ふたりは無事、仕事と育児を両立させることができるのでしょうか――！？

　オリジナルアニメのため内容はまだ不明な部分が多いですが、公式サイトによると、実はミリは、ふたりが始末した極悪マフィアボスの隠し子でもあるとのこと。この3人の関係性がこれからどう動いていくのか、幸せを手に入れることはできるのか、コミュ力高めな来栖とクールな諏訪は、バディとしてどんな仕事っぷりを見せてくれるのか、期待が高まります。

●『齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定』（2023年1月6日～放送）

　最後は、草食ドラゴンと生贄少女の旅を描いた『齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定』。小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載されていた同名の小説が原作で、角川スニーカー文庫より書籍化（著：榎本快晴、イラスト：しゅがお／KADOKAWA）されています。

　本作品の主人公は、約5000年の間静かに生きてきた草食ドラゴン（CV：大塚芳忠）。草を食べながら山奥で大人しく暮らしていた草食ドラゴンのもとに、あるときひとりの少女・レーコ（CV：悠木碧）がやってきます。レーコは村からやってきたいけにえで、「この私をお召し上がりください」「私の命を対価に『魔王』討伐にご助力いただきたいのです」と、どうにかして自分を食べてもらおうとゴリ押ししてきて――。

　困った草食ドラゴンは、適当に言いくるめてちょこっと魂を食べたことに。これで終わると思っていましたが、次にレーコから飛び出したのは、「邪竜様の眷属になったわけですね」というとんでもない勘違いでした。ここから困惑する草食ドラゴンをよそに、レーコの思い込みによる魔力解放チート劇が始まります。勝手に邪竜扱いされているよわよわ草食ドラゴンのツッコミ、思い込みで暴走するレーコの圧倒的強さがアニメでどう描かれるのか、注目です！

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　以上、2023年冬アニメ期待の3作品をご紹介しました。3作品とも、危うさ×ドタバタというギャップがどう描かれるのか、今から放送開始が楽しみです。視聴作品に迷ったら、まずはこの3作品をチェックしてみてはいかがでしょうか？