「うわらば」したら異世界だった! 『天才アミバの異世界覇王伝説』第4巻発売
『北斗の拳』に登場する悪役で、人気投票でも上位に食い込んでくるひとり「アミバ」を主人公に据えたスピンオフ作品『天才アミバの異世界覇王伝説』の第4巻が発売されました。第1話の試し読み付きです。
天才アミバ様が魔法世界で覇を唱える…?
『北斗の拳』において散々な最期を迎え、断末魔「うわらば」を残したアミバを主人公に据えるスピンオフ作品『天才アミバの異世界覇王伝説』の第4巻が、2023年4月20日(木)に発売されました。
『天才アミバの異世界覇王伝説』(原案:武論尊・原哲夫、原作:錦ソクラ、作画:なっとうごはん)は、「月刊コミックゼノン」2021年12月号より連載を開始した、『北斗の拳』のスピンオフ作品です。
『北斗の拳』本編において、主人公ケンシロウの義兄トキになりすまして登場したアミバは、元南斗聖拳の門下生で、見様見真似ながら北斗神拳にも通じた自称天才拳士でした。「自称」とはいえ、拳を交えたケンシロウですらしばらくトキ本人と見紛うほどに北斗神拳を再現し使いこなしていたことや、あるいは『北斗の拳』全編を通し、ケンシロウを無力化できた数少ない拳士のひとりであることなどからも、才能の程がうかがえるでしょう。
そのアミバがケンシロウとの戦いに破れ、「うわらば」と断末魔を上げた直後から、本作『天才アミバの異世界覇王伝説』はスタートします。天駆けるドラゴンを目にし、すぐさま異世界に転生したと悟り、「この世界の技を片っ端から研究して会得してやるぞ!!」と決意を新たにするあたりにも、長年「アミバ様」とファンのあいだで称され、公式の人気キャラ投票でも上位に食い込んでくるゆえんが垣間見えそうです。
最新第4巻ではそのアミバが魔法修行のために向かった先、魔法学院にて邂逅した、どこかで見たことのあるような男「シューザ」との対決が描かれます。
(マグミクス編集部)