【漫画】休日が「年2日」の先輩看護師 一緒に働くと「続けられる秘訣」が見えてきて?
主人公の働くクリニックに新しくとしてやってきたパート看護師の谷川さん。彼女は定年後に5つもの夜勤専従のパートを掛け持ちで働いている超人看護師でした。読者から「谷川さんの生き様に憧れる!」「仕事をするにあたって自分に合うかどうかはすごく大事だね」などの反響が寄せられている、マンガの作者・ぷみらさんにインタビュー。
定年後もパート5つ掛け持ちで「すごい!」
クリニックに新しくパート看護師としてやってきた谷川さん。彼女は定年後に5つもの夜勤専従のパートを掛け持ちしている超人看護師でした。しばらく一緒に働くうちに、谷川さんと自分の決定的な違いに気付くことに……。
現役看護師でもあるぷみらさん(@pumira_comic)によるエッセイマンガ『超人看護師の生き様が凄すぎる話』がTwitter上で公開されました。約4000ものいいねが寄せられており、読者からは「谷川さんの生き様に憧れる!」「仕事をするにあたって自分に合うかどうかはすごく大事だね」などの声が上がっています。
作者のぷみらさんにお話を聞きました。
ーーぷみらさんはHSPのことや看護師のエピソードなどを漫画化し掲載されていますが、そもそもマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。
看護師として5年働いたもののパワハラや過労で鬱(うつ)になりかけたため、常勤で働くことを辞めてパートになりました。この経験から今後の人生、看護師だけで生きていくのは自分には難しいと感じ、「自分の得意・好きなことを仕事にする!」と思い、マンガを描き始めました。
ーー今回の作品「超人看護師の生き様が凄すぎる話」ですが、先輩看護師の話を描こうと思ったきっかけなどはありますか?
このお話は私が実際に体験した話で、定年もして貯金もしっかりある先輩が、夜勤+掛け持ちパート5つをする、その精神力と体力にとても驚いたのでマンガにしてみました。長年働いた方の言葉はとても重みがありましたね。
先輩の働き方をみて「自分に合う仕事」は苦じゃないから、無理なく働けるのだと感じました。自分に合う仕事の大切さを改めて学び、私は自分に合っている「マンガを描く仕事」である漫画家として頑張ろうと改めて思いました。
ーーたくさんの感想が寄せられていますが、特にうれしかった感想の声、印象に残った読者の声について、教えて下さい。
私がこのマンガを通して読者さんに伝えたかったことは「自分に合う仕事をすること」です。自分に合わない仕事を無理にすると、人生がつらいものになってしまいます。なので「先輩看護師の生き方が参考になった!」「私も自分に合う仕事を探してみようかな」という伝えたかったことが伝わったコメントが特にうれしかったです!
ーー作品の中でぷみらさんが特に気に入っている言葉・シーンを教えてください。また、そのシーンを描写する際に特に気を付けたポイントはありますか?
先輩看護師が「だって、自分に合う仕事しかしてないもん。合わない仕事は1日で辞めるよ!合わないってしんどいもんね」というシーンです。ここは一番読者さんに伝えたかったことなので、生き生きしている先輩を描けるように気を付けました。私は「一度仕事に就いたら最低1年はいないと」と考えていましたが、1日で辞めるその切り替えの早さも見習いたいと思いました。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
私のマンガのテーマは「読者さんがちょっと元気になるマンガ」です。私が実際にした体験や人から学んだ人生を楽しく生きるコツを面白おかしくマンガにしていきたいです。看護師時代に感じた「死生観」についてもマンガにしたいなと思っています。読者さんに喜んでもらえるマンガを描いて、いずれは書籍化できるように頑張りたいと思います!
(マグミクス編集部)