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『ワンピース』完結まで生き残れるか! 生存の可能性が絶望的なキャラクター3選

『ONE PIECE(ワンピース)』は、少年マンガとしては珍しい、登場人物がほとんど死なない作品でした。しかし、まだ死んではいないものの、「死亡フラグが立っているのでは?」と不安をつぶやく読者も多いです。今後のストーリーで重要人物が亡くなってしまう可能性はあるのでしょうか?

読者が「当たってほしくない」考察とは

死亡フラグが立っている人物といえば? 画像は「ONE PIECE Log Collection Special“Episode of EASTBLUE”」(エイベックス・ピクチャーズ)
死亡フラグが立っている人物といえば? 画像は「ONE PIECE Log Collection Special“Episode of EASTBLUE”」(エイベックス・ピクチャーズ)

『ONE PIECE(ワンピース)』では、最終局面に向けて衝撃的な展開が毎話繰り広げられています。熾烈(しれつ)を極める戦いのなかで、「死んでしまうのではないか?」と心配の声があがるキャラクターも少なくありません。そこで今回は、「死亡フラグでは?」とファンを心配させている3人に注目してみました。

※この記事では『ONE PIECE』単行本未収録、未アニメ化の内容に触れています。ご了承の上お読みください。

●モンキー・D・ガープ

 まずは、ルフィの祖父であり、海賊王ロジャーを追い続けた伝説の海兵、ガープです。もはや「ルフィの親族であることがひとつの死亡フラグになっているのでは?」という考察も広まっていますが、ファンたちが彼の身を心配する理由はそれだけでありません。

「ルフィの親族」という点を除いても、ガープは最もフラグが立っている人物といえるでしょう。なぜなら、麦わらの一味と「ウォーターセブン編」で対峙し、弟子のコビーも目覚ましい成長を遂げている以上、物語におけるガープの役割はなくなりつつあるからです。

 死亡フラグが立ってはいるものの、作中でのガープの存在感は薄れておらず、海軍の重要人物のひとりとして君臨しています。いずれ来るであろう「最終決戦」には、恐らく海軍も関わってくるため、その戦いのなかで全力を尽くして戦死、あるいはほかのキャラクターを引き立たせるため、「最終決戦」の前に退場させられるのかもしれません。

 現にガープは、連載中の本編で最大のピンチに見舞われており、「黒ひげ海賊団」との激戦のなかでコビーをかばって重傷を負っています。

 さらに2023年7月24日発売の「週刊少年ジャンプ」34号に掲載された1088話では、ガープはさらに絶望的な状況へ陥っています。ガープは若き海兵たちをひと足先に撤退させて、ひとりで敵の包囲網のなかに残り、その後「消息不明」となってしまいました。彼の安否は定かでないものの、いつ最悪な結末を迎えてもおかしくない状況といえるでしょう。

 ガープが最後に描かれたのは、クザンに氷漬けにされた姿でした。死んだと思われていたロビンの恩人、サウロもクザンに氷漬けにされ、生還していることが明らかとなっているため、このシーンを見た読者からは「氷漬けは生きてそう」という意見も多くあがっていました。

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