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「圧倒的強者」「本来死んでた」『ワンピ』ルフィを最も苦しめた敵は?

『ONE PIECE』の主人公・ルフィはこれまで、数々の難敵と戦ってきました。そんななかで、ルフィを最も苦しめたキャラは誰だったのでしょうか。ファンの間では議論が起きています。

「見逃してもらった」強敵

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『ONE PIECE』には、主人公モンキー・D・ルフィを苦しめる強敵たちが数多く登場しています。ルフィを死の淵に追い込んで「覚醒」のきっかけを作った「ワノ国編」のラスボス・カイドウや、かつてルフィが2回敗北した「アラバスタ編」のラスボス・クロコダイルなどのキャラもいましたが、その他で特にルフィを苦しめた敵として名前が挙がるのが、クザンにマゼラン、そしてシャーロット・カタクリです。3人はルフィに過酷な戦いをもたらし、結果的に成長のきっかけを与えました。

 元海軍大将の青キジことクザンは、「ヒエヒエの実」の能力を使うことにより、自分自身の体を氷に変えたり、冷気を放出して触れたものを凍らせたりすることができます。初登場時、ルフィたちと出くわした青キジは圧倒的強さを見せつけ、ロビンは一瞬で全身氷漬けにされてしまいました。

 仲間がやられるのを見たルフィは、クザンに「一騎打ち」を申し出ます。ルフィも勝てるつもりで挑んだ勝負ではありませんでしたが、結果は予想をはるかに超えて、クザンの圧勝でした。「マリンフォード頂上戦争編」で再び激突するもルフィは再びクザンに歯が立たず、その強大な力の前に自分の未熟さを痛感します。その他、黄猿や現元帥の赤犬など、ルフィはロギア系の能力を持つ各大将に因縁があり、最終章でのリベンジも見どころになりそうです。

 また、ルフィをさらなる死の淵へと追い込んだのは、インペルダウン副署長(当時は署長)のマゼランです。マゼランは「ドクドクの実」の能力者で、その毒の強さは触れるだけで放っておけば確実に死に至るほどでした。ルフィも、毒を食らうことを承知で戦いに挑みます。

 結果的にマゼランに膝をつかせることができたものの、ルフィ自身も致命傷を負い生死の境をさまようことになり、イワンコフの「ホルホルの実」の治療で寿命を減らしながら生還します。ルフィが戦って生き残りはしたものの、勝つことはできなかったキャラで、「あれはチート過ぎる」「最終章でもまだ強敵として出てくる予知あるのでは」と、マゼランの恐るべき強さは今でもよく話題になっているようです。

 そして、ルフィが「完勝」はできなかった四皇幹部が、シャーロット・カタクリです。カタクリは「モチモチの実」の能力を覚醒させており、さらに「見聞色」を筆頭に覇気も極めていた圧倒的実力者で、ルフィを追い込みました。戦いでは終始カタクリが圧倒しており、ギア4でも倒すことができません。しかし戦いのなかでルフィは成長し、最終的にルフィが勝利を納めました。

 しかし、誇り高い性格のカタクリは戦いの途中、ルフィがフランぺの横やりによって大けがを負っていたことを知り、その後自分で自分のお腹を突き刺しています。さらにルフィを本気で殺そうとしていた様子はないため、カタクリが本気で戦っていたらルフィが負けていた可能性もありました。カタクリ自身がルフィとの戦いにおいて、強さよりも何か別の価値観や信念を持っていたことがうかがえます。

 ルフィはその後、「ゴムゴムの実」のもうひとつの名である「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル『ニカ』」の力を覚醒させ、以前よりはるかに強くなりました。クザン、マゼラン、カタクリにも以前ほどの苦戦はしないでしょうが、彼らはまだまだ作中でも上位の強者です。青キジは最終章でも重要なポジションにいると思われますが、マゼランやカタクリの再登場にも期待が高まります。

(マグミクス編集部)

【画像】攻撃を食らったら、と想像するとゾッ!ルフィを追い込みまくった怖すぎる敵たち(4枚)

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