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24年冬アニメは刺激強すぎ? 地上波以外で「R指定版」もあるオトナ向け作品3選

2024年の冬アニメも放送開始から、およそ半月が経とうとしています。そんななか、なぜかこの冬アニメのラインナップには、「地上波スレスレ」の内容を描いた作品が多いのも印象的です。刺激が強すぎるあまり「R指定Ver.」が用意された、異例の作品を振り返ります。

ド直球のハーレムアニメ

『悶えてよ、アダムくん』キービジュアル (C)トヨ/Suiseisha Inc.
『悶えてよ、アダムくん』キービジュアル (C)トヨ/Suiseisha Inc.

 2024年1月も下旬に入り、次々と冬アニメの初回が放送されました。今期のアニメも話題作が多く、さまざまな作品が注目を集めています。この記事では刺激が強すぎるあまり、地上波では一部のみしか放送できていない異例の作品に注目します。

 1月7日から放送が始まった『悶えてよ、アダムくん』は、パンデミックにより全人類が「ED化」した世界が描かれています。そんななか、唯一ED化を免れた主人公の園宮一樹(そのみや いつき)は、この秘密を守り通すために転校を決意します。しかし、彼が行った先はなんとほとんどが女生徒の「ハーレム学園」だったのです。

 簡単なあらすじの紹介だけで分かる通り、性欲に満ちあふれた女性たちが世界で唯一の「男」を狙って近づいてくる、R指定スレスレの内容となっています。同作の地上波版は、TOKYO MXにて毎週日曜日深夜1時から放送されており、1話約3分半という見やすさもポイントです。

 そんな同作には、さらに追加シーンを加えた無修正のオトナ向け「プレミアム版」が用意されています。Anime Festaで独占配信されており、もちろん「R-18」指定になっていました。全てをさらけ出した女性たちの、過激な内容が見たい人にはおすすめです。

 また1月4日から放送が始まった『魔都精兵のスレイブ』は、王道のバトルアクションアニメなのですが、こちらの作品も「過激さ」が話題になっています。

 異空間「魔都」を舞台に、人間を襲う「醜鬼(しゅうき)」と戦う物語で、魔都に迷い込んでしまった主人公の和倉優希(わくら ゆうき)は、魔防隊の七番組組長、羽前京香(うぜん きょうか)と出逢います。

 そこでふたりは、醜鬼に囲まれピンチに追い込まれます。しかし他者を奴隷にする「無窮の鎖(スレイブ)」の能力で優希を強化し、なんとか危機を免れました。優希はその能力の代償として、思いも寄らぬ「ご褒美」をもらうのです。

 放送後には「戦闘シーンとの温度差に風邪ひきそう」「ご褒美ありがとうございます」などの反響があがっていました。過激なシーンは今後、さらにエスカレートしていきそうです。

『魔都精兵のスレイブ』はTOKYO MXほかにて、毎週木曜日深夜12時から放送中です。そして、規制が解除された「ご褒美Ver.」もあり、AT-Xでは通常放送、配信ではdアニメストアの独占配信となっています。

1月3日から放送が始まった『魔法少女にあこがれて』は、ある日、魔法少女に憧れる主人公の柊うてなが謎のマスコット、ヴェナリータと出会うところから始まります。ヴェナリータの力で魔法少女に変身できるのかと思いきや、彼女は敵対する悪の組織の女幹部に変身してしまいました。

 しかしうてなは魔法少女との交戦において、傷付けられる魔法少女を見て興奮している自分がいることに気づき始めます。うてなは天性の「サディスト」だったのです。

 魔法少女に対する攻撃シーンは「SM」を彷彿とさせる場面で、うてなの興奮はどんどんヒートアップしていきます。視聴者からは「TV放送でもう見えてるやん」「よくアニメ化したな」といった、さまざまな感想が出ていました。

 規制有の「TV放送Ver.」はTOKYO MXにて、毎週水曜日25:30より放送中です。そして一部規制の「あこがれVer.」がAT-X、配信ではdアニメストアにて配信されています。さらに、映像音声ともに無修正となる「超あこがれVer.」は、Blu-ray、DVDでの販売が決定しています。

 刺激の強いアニメで盛り上がる、2024年の冬アニメのなかで、気になった作品があれば、ぜひこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。

(マグミクス編集部)

【画像】え…っ? 本当に放送してるの? これがキービジュの時点で「刺激強すぎ」な冬アニメです(3枚)

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