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「ずっと待ってた」「懐かしっ!」 『ワンピ』初期キャラがおよそ25年ぶりに本編へ

ここ最近の『ONE PIECE(ワンピース)』では、懐かしい顔ぶれが続々と登場しています。2024年6月17日に公開された最新エピソードでも、とあるキャラクターがおよそ25年ぶりに姿を見せたとして、大きな注目を集めました。

20年以上音沙汰なかったキャラが最終章に登場!

画像は『エピソードオブ東の海(イーストブルー)~ルフィと4人の仲間の大冒険~』初回生産限定版(エイベックス・ピクチャーズ) (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
画像は『エピソードオブ東の海(イーストブルー)~ルフィと4人の仲間の大冒険~』初回生産限定版(エイベックス・ピクチャーズ) (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

『ONE PIECE(ワンピース)』では物語初期に活躍したキャラクターが、長い時を経て再登場する展開がおなじみとなっています。特に現在連載中の「エッグヘッド編」では、懐かしい顔ぶれが続々と登場しており、ファンたちは落ち着く暇もありません。2024年6月17日発売の「週刊少年ジャンプ」に掲載された第1117話では、「約25年ぶりの再登場」という衝撃展開が描かれていました。

※この記事は『ONE PIECE』単行本108巻未収録の内容のネタバレを含みます。

 同エピソードには、まず「空島編」のキーマンである「モンブラン・クリケット」が登場します。彼は「うそつきノーランド」の子孫として黄金郷と空島の存在を証明するために奮闘していましたが、その後、仲間である「猿山連合軍」とともに「夢幻郷(ナクロワ)」という新たなロマンを探すために海へ出ていました。

 その旅路は今も続いているようで、最新話では「偉大なる航路(グランドライン)」で旅するモンブラン・クリケットと「猿山連合軍」の「ショウジョウ」と「マシラ」が描かれています。しかも興味深いことに、彼らの背後には「スクラッチメン・アプー」のようにも見える人影が描かれており、読者の好奇心をそそっています。

 さらに別のコマでは、「東の海(イーストブルー)編」に登場した「クリーク海賊団」らしき面々も描かれていました。「首領・クリーク」とその部下である「ギン」、鉄壁の「パール」の3人です。

 右端にいる大柄の男は、クリークのトレードマークである巨大な槍「大戦槍」のパーツを肩に装備しているように見える一方、その隣に付き添っている小柄な男はギンと同じヘアバンド+ジャージ姿のように見える服装でした。

 いずれも大きく見た目が変わっているため、これだけでは確証が持てません。しかし、決定的なのはパールの存在です。ボウリング球のようなものを頭に付け、胴体の前後を巨大な丸い盾で挟んでいる珍妙な姿であるため、キャラクターデザインが被ることはほとんどありえないでしょう。

 パールが登場したということは、同じコマにいる2人組がクリークとギンである可能性も濃厚ではないでしょうか。

 ルフィに敗れてから実に20年以上、その消息が不明だったクリークたちは現在、海賊島「ハチノス」にいるようです。「ハチノス」といえば、「黒ひげ」こと「マーシャル・D・ティーチ」の勢力圏なので、彼らとどのような関係にあるのか気になります。

 なお同エピソードの前には、第1115話にて数々の「懐かしキャラクター」が登場していました。かつて「シャボンディ諸島」でニセルフィを演じていた「デマロ・ブラック」や、元バロックワークスのエージェントである「ミス・ゴールデンウィーク」「ミス・メリークリスマス」「ミス・バレンタイン」が描かれたのです。

 ちなみにデマロ・ブラックは、牢獄のなかで「ユースタス・キッド」に扮しており、ファンのあいだで「ルフィの次はキッドの真似事かい(笑)」「ルフィ、キッドと来れば、次はローかな?」と注目を集めていました。

 さらに「デービーバックファイト編」で強烈なインパクトを残した「フォクシー海賊団」も、およそ20年ぶりとなる再登場を果たしています。しかしほとんどの船員を失ってしまったようで、「フォクシー」と「ポルチェ」「ハンバーグ」の3人が粗末な船で海を漂っている姿が哀愁を誘いました。

 今のところほとんどの再登場キャラが顔見せ程度で終わっており、ストーリーにはほぼ絡んでいません。今後、活躍の場を与えられるのかどうか、期待して見守りましょう。

(ハララ書房)

【画像】えっ、「流れで来るよね?」 これがいまだに「再登場」なしのキャラです(4枚)

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