『学マス』初ライブが開催!「初」をイメージした演出、咲季の新曲初披露に“プロデューサー”が沸く
『学園アイドルマスター』のライブツアーイベントが2024年8月10日からスタート! アプリ配信から約3か月後というスピード感で開催された、「花海咲季」役の長月あおいさん、「月村手毬」役の小鹿なおさん、「藤田ことね」役の飯田ヒカルさんによる初公演のレポートをお届けします。
アプリリリースからわずか3か月でライブツアーがスタート!

2024年8月10日、愛知県名古屋市にある名古屋クラブクアトロでスマホゲーム『学園アイドルマスター』のライブツアーイベント「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初声公演-」がスタートしました。『学マス』をプレイしているときそのままの感動を味わえた公演初日の模様をお届けします。
ツアーは8月が【初声公演】、9月が【初心公演】、10月が【初恋公演】と名づけられており、3人ずつの異なるアイドルがライブを彩ります。【初声公演】は「花海咲季」役の長月あおいさん、「月村手毬」役の小鹿なおさん、「藤田ことね」役の飯田ヒカルさんが出演し、駆けつけたプロデューサー(『アイドルマスター』ファンの愛称)たちを歌声とパフォーマンスで魅了しました。
開幕を告げるインスト曲「DEBUT LIVE 初 TOUR -序曲-」に乗せて小鹿さん、飯田さん、長月さんが颯爽とステージに現れると、『学マス』メインテーマにして全体曲(アイドル全員が歌唱を担当する曲)である「初(はじめ)」でライブがスタート! 3人とも、アプリで実装されている「初」ステージ衣装を再現した衣装をまとっての登場です。
アプリでプロデュースしているアイドルたちが目の前にいるかのような錯覚と、ソロプロデュースに重きを置いたアプリでは見られない3人での歌唱を目の当たりにできた高揚感が合わさり、会場のテンションが一気にブチ上がります。

続く2曲目も3人歌唱による全体曲「Campus mode!!」が飾りました。偉大な先人たちに敬意を払い、バトンを受け取ってステージに立とうとする新人アイドルの心境を歌う歌詞が19年続く「アイドルマスター」シリーズの歴史とその最新作である『学マス』のことを表しているようでもあり、歴戦のプロデューサーほど聴いていてグッとくる1曲です。
最初のMCパートでは、長月さん、小鹿さん、飯田さんがまだ緊張の色を残しつつもあいさつを披露しました。歌ったばかりの「Campus mode!!」がアプリのエンディングテーマであることを受けて長月さんが「(ライブは)これからですからね?」とほほえみ、会場の笑いを誘いました。

ここからは『学マス』らしく各アイドルのソロパートに移行し、まずは長月さんが花海咲季のソロ曲「Fighting My Way」を披露しました。企画当初の『学マス』は咲季の妹「佑芽」が主人公で、咲季はアイドルを目指す佑芽の前に立ちはだかる「ラスボス」になる予定だったというこぼれ話があり、そのラスボス感を存分に味わえる威風堂々とした姿を見せてくれました。
小鹿なおさんが歌う「Luna say maybe」は、どこでブレス(息つぎ)をするのかも分からないほど歌詞が矢継ぎ早に紡がれる1曲です。手毬が赤裸々な感情を絞り出しているかのように歌う小鹿さんの姿にグッと引き込まれます。最後まで歌い上げてやりきった笑顔を見せる姿に、大きな歓声が上がりました。

そして、飯田さんが歌うことねのソロ曲「世界一可愛い私」は、これまでの咲季、手毬のソロ曲とは異なるストレートなアイドルポップです。「世界一?」「可愛い!」、「宇宙一?」「かわいい!」とコール&レスポンスが非常に分かりやすくキャッチーなのが大きな魅力で、ステージの雰囲気を華やかなものに一変させました。