『ゴールデンカムイ』応援上映を最も盛り上げたのは「犬」? 俳優2人のサプライズ登壇にも歓声
ドラマ『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』の「『連続ドラマW ゴールデンカムイ』最終話目前ッ!! 応援上映&トークイベント」が、11月26日に行われ、大盛り上がりを見せました。そして、トークショーでは大谷亮平さんや工藤阿須加さんから意外な話も飛び出しています。
月島軍曹が「続編」でやりたい場面は?
2024年11月26日、TOHOシネマズ日比谷で、2024年1月公開の映画『ゴールデンカムイ』(原作:野田サトル)の続編ドラマ『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』の「『連続ドラマW ゴールデンカムイ』最終話目前ッ!! 応援上映&トークイベント」が開催され、大盛り上がりを見せました。
開始直後のWOWOWのロゴにも、「ありがとう!」の声が飛び、津田健次郎さんのナレーションで映画を振り返る映像が始まると、「杉元佐一(演:山崎賢人)」「アシリパ(演:山田杏奈)」「鶴見中尉(演:玉木宏)」「土方歳三(演:舘ひろし)」らメインキャラはもちろん、最初に登場した刺青囚人「後藤竹千代(演:マキタスポーツ)」や、ヒグマに殺された第七師団兵士「玉井伍長(演:山内圭哉)」ら、脇役キャラの顔出しにも大きな歓声が飛び交います。
約1時間の上映の間、各キャラへの歓声、ツッコミ、応援、おいしそうなグルメへの感想の声などが多数出る盛況のなか、特に注目を集めたのは刺青囚人のひとりで伝説の猟師「二瓶鉄造(演:藤本隆宏)」が連れていた、北海道犬の「リュウ(本名もリュウ)」でした。序盤の初登場から、画面に映るたびに「かわいい!」の声が上がり、マタギの兵士「谷垣源次郎(演:大谷亮平)」と二瓶が会話している最中にも関係なく動くリュウへ、温かいツッコミが飛び交います。本物の犬を起用しているからこそのハプニングも込みで、リュウは観客を魅了していました。
応援上映終了後のトークイベントでは、WOWOWの植田春菜プロデューサーのほか、谷垣役の大谷亮平さんと、鶴見中尉の腹心「月島軍曹」役の工藤阿須加さんがサプライズで登壇し、場内は大きな歓声に包まれます。数々の裏話トークも出るなかで、大谷さんは「撮影で大変だったこと」について、前述のリュウに触れ、撮影中に言うことを聞かず、極寒の撮影のなかで手が痛かった大谷さんは、NG覚悟で手を離したことも語り、場内の笑いを誘いました。
もともと原作ファンとして連載を追っていたという工藤さんは、第3話の実写オリジナルの月島のセリフ「私が行って殺してきます」に、身近な友人からも大きな反響があったことを語ったほか、月島の上官となる「鯉登少尉」を演じた中川大志さんとの関係についても言及し、鯉登少尉が登場する最終第9話「大雪山」に「期待してください」とコメントしています。
そのほか、「金塊争奪戦に参加するなら、相棒にしたいキャラは?」という質問が出ると、工藤さんは「誰と一緒にいても死にそう」といいつつ、安全に旅ができそうなアイヌの占い師「インカラマッ(演:高橋メアリージュン)」の名前を挙げ、一方の大谷さんは「月島一択ですね。月島以外、話が通じないから」と語りました。
そして、『ゴールデンカムイ』ファンの多くが気になる実写版の「続編」についての質問が飛ぶと、植田プロデューサーは「何とか頑張ります」と答え、また「もし続編があったら特にやりたい場面は?」という問いに、大谷さんと工藤さんはふたりとも「樺太編」の場面について言及しています。大谷さんは谷垣ほか数名で犬ぞりに乗る場面がやりたいと言い、続けて工藤さんが杉元、谷垣、鯉登、月島が参加するロシアの伝統競技「スチェンカ」の名前を出すと、会場から大きな歓声が飛びました。
(マグミクス編集部)