【漫画】やっと寝付いた娘を布団へ…と思ったら「おい！」　ツッコミたくなる光景が！【作者インタビュー】

眠りそうになって…目を覚ます、を繰り返す娘

　娘の寝かし付けに苦戦する母について描いたマンガ「どこでねとんねん！」が、Instagramで1000以上のいいねを集めて話題となっています。

　眠りに落ちそうになっては目を覚ます娘。抱っこをしながら寝かし付けに苦戦していた母は、ようやく眠った娘をやっとの思いで布団におろそうとしたのですが……。読者からは、「お疲れさまです」「寝かし付け、大変ですよね」「最近夜泣きが多くて、私も日中眠いです」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、Instagramでマンガを発表している、イラストレーターの「akkin」さんです。akkinさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーー日中、娘さんの寝かし付けがうまくいかないと、どのような気持ちになりますか？

「今日はそういう日なんだな」と割り切るようにしています。そのうち、お互いに疲れ、気付いたら一緒に寝ていますね。

ーーいまは娘さんの夜泣きもあるとのことで、大変ですね。

　生まれてすぐの夜泣きとはまた違い、いまは「悪夢でも見たの？」といった感じで、急に「ワ～！」っと泣き出すんです。そんなときは授乳を10分ほどしてあげると、眠ってくれます。でもそれが2時間おきだったりするので、とても大変ですね。

ーー娘さんをなかなか寝かし付けられないときは、どうしていますか？

　一緒に遊ぶか、一緒にお散歩をするか、気が済むまで泣かせるか、などをしています。小学5年の長女の寝かし付けが上手なので、私が用事があるときはお願いすることもあります。また、主人にもお願いしたり、私ひとりでないときは、できる人が対応するようにしています。

ーー育児中のお母さんは、なかなか眠れず大変ですよね。普段、睡眠時間はどのぐらいですか？

　月齢やその子の性格などにもよると思いますが、育児中、まとまってとれる睡眠時間はほぼない気がします。「ちゃんと息しているかな」「ちゃんと布団が掛かっているかな」などと子供の様子が気になるので、2時間おきに寝て起きて、確認してまた寝て、の繰り返しなので……。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

　今回のエピソードに共感していただける意見が多かったです。「赤ちゃんはひとりでは生きられないから、誰かが寝かせて、栄養を考えて、ご飯をあげて。誰かのサポートありきで、いまを生き、みんな大人になるんだなあ」と、コメントを読みながらしみじみと感じました。

ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか？

　もともと絵日記を描いていたのですが、「Instagramで投稿して、記録に残したい」と思い、2019年からマンガを描き始めました。普段は、主に子供たちや家族の印象的な出来事をマンガにしています。また、たまに夫が変な動きやモノマネをすることがあるので、それらに関するマンガを描くこともあります。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　初めは、主人のグチマンガを描こうと思ったのですが、読んでいる方はあまりいい気持ちにならないし、自分もあとで「描かなきゃ良かったな」と思うかもしれないので、今回は少し遠回しにプチストレス発散マンガを描きました。

ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。

「このシーンの、このイラストが好きです！」とフォロワーさんたちにいっていただく機会があり、とてもうれしかったんです。それをきっかけに、調子に乗ってLINEスタンプやキーホルダーを作りました。今後はさらにいろいろなグッズを制作して、もっとたくさんの方にお届けしたいな、という願望がありますね。また、マンガだけでなくアニメーションも制作して、子育て世代の方々や子育てを卒業された方々に、少しでもほっこりできる瞬間をお届けできたらな、とも思っています。